自炊しなくても食事をコンビニではなく
スーパーで買い物すれば食費は節約することができる!
前回は食費節約のためにスーパーでのムダ遣いを予防する簡単なルールを紹介しましたが、今回は食費を節約するためのスーパーの活用方法を紹介します。
最近は生鮮食品などを扱うコンビニも増えているので、食材をスーパーではなく、コンビニで購入している方も多いのではないでしょうか?
たしかに、コンビニは駅前など利便性が高い場所にあることが多く、コンパクトなスペースに魅力的な商品が並べられていて、とても買い物をしやすい空間です。ただし、スーパーと比較すると、定価販売が原則なので、何でも値段が高く設定されています。したがって、コンビニばかり利用していると、日常的にスーパーを利用している人よりも、食費は確実に高くつく、ということになります。
では、実際にコンビニがメインの食生活と、スーパーがメインの食生活では、どれくらい食費に差が生じるのでしょうか?
以前、私が出演しているインターネット番組「スズキpresents ニコニコ生活講座」(2015年9月15日放送分)で、興味深い実験をしたことがあります。番組のユーザー記者の男性(30代・ユーザー記者ユニット「JAST」代表・「jetだよ」さん)に、「外食のみ」「コンビニのみ(100円均一のコンビニではなく、一般のコンビニ)」「スーパーのみ(高級路線ではなく、一般的なスーパー)」で、それぞれ1週間ずつ、3食すべての食事をまかなっていただき、どれだけ食費がかかるのかを検証したのです。
漠然と、外食が一番支出が増えることは予想がつきますね。次がコンビニ、一番安上がりなのはスーパーだろうということも、検証するまでもなく誰にでもわかります。ですが、具体的にどれくらいの差が出るのか、私自身も実際のところはわからなかったので、非常に興味深く見守りました。
その結果、1週間でかかった食費は、以下のとおりになりました。
◆外食のみで1週間暮らした場合の食費:2万582円
◆コンビニのみで1週間暮らした場合の食費:9581円
◆スーパーのみで1週間暮らした場合の食費:5842円
食費の内訳を見たところ、記者の男性はそれほど浪費せず、外食では飲み会などもあったものの、主にファーストフードや「吉野家」などの安価なチェーン店を利用。スーパーやコンビニで買い物するときも、必要最低限のものしか買わず、質素な食生活をしていました。
しかも、この記者の男性は普段はあまり自炊をしないそうです。この実験の中で「スーパーのみで生活する一週間」には、カレーなどを作っていたものの、作れる料理のバリエーションが多くないようで、週の後半にはスーパーでお惣菜や冷凍食品、惣菜パンなど、コンビニで買えるようなものを多数購入していました。それでこの結果ですから、やはり「スーパーは安い」ということを再認識させられます。
普通のコンビニなら100円以上するようなパンでも、スーパーでは80~90円くらいで売っていたりするので、自炊しなくても食費を節約できたようです。自炊しない人でも、「コンビニからスーパーにメインで買い物する場所を変える」だけで、節約できる可能性が高いわけです。
つまり、この検証結果で重要なのは、「外食は高く、家で食事をするならスーパーは安い」という当たり前の事実だけでなく、「自炊が苦手な人、自炊をほぼしない人でも、コンビニではなくスーパーを使ったほうがいい」ということがわかったところです。
自炊をしないと、ついスーパーからは足が遠のき、すぐ食べられるものばかり売っているコンビニを使いがちになります。ですが、特売をしょっちゅうやるスーパーのほうが、インスタントラーメンにしろお弁当にしろお惣菜にしろ、安くつく場合が多いのです。
「お弁当」の購入をやめて「お惣菜」だけを買う
お米やパンを自分で用意するだけで大きな節約に
自炊しない人がスーパーで買い物するなら、日持ちする食材がおすすめです。平日が忙しければ、週末に1週間分程度まとめて買っておくといいでしょう。過度な買いすぎは浪費のもとですが、日持ちする食材を1週間分くらいなら問題ありません。
具体的にはお米、食パンが基本。チーズ(「とろけるスライスチーズ」など、薄い板状になっているもの)や卵、納豆なども、案外持つので買っておくと便利です。
お米はまとめて炊き、一食分ずつ容器に入れて(あるいはラップでくるんで)冷凍しておきましょう。使うたびにそのままレンジに入れて、数分温めます。食パンは、特に何もせず、そのまま冷凍してOKです。食べるときにトーストすればいいだけなので、何のスキルもいりません。
ほぼ自炊しないのであれば、冷凍したご飯やパンを朝・昼・晩と食べ、お惣菜だけスーパーで買うようにすれば、コンビニなどでお弁当を買うよりは食費を減らせます。昼食も、おにぎりを作るのがベストですが、それも面倒ならタッパーなどにご飯を詰めていくだけでも十分でしょう。
お弁当作りは食費節約に効果的ですが、イチから料理を作るのが面倒なら、お惣菜を安売りのとき買っておき、ただ詰めるだけでもいいと思います。また、一念発起してお弁当を始めてみようという方におすすめなのは、冷凍野菜です。
忙しいと、野菜を買ってもつい放置して、傷ませてしまう……ということが起こりがちですが、冷凍野菜ならその心配はありません。生野菜を下処理して冷凍するより手軽でもあります。生野菜は、ものによって冷凍できるものとできないものがあり、下処理の仕方も異なるので、ある程度知識がないと冷凍できません。その点、最初から下処理済みで冷凍してある野菜なら簡単です。スーパーは定期的に冷凍食品の安売りを実施している場合が多いので、まとめて買っておくのもいいでしょう。
お弁当の具材にはなりにくいですが、個人的に安売りを見つけると購入するのが「キムチ」です。キムチは栄養がある上に、日持ちするのが魅力です。ご飯と一緒に食べてもいいですし、お酒のつまみにもなり、さらに肉や野菜と炒めたり、キムチ鍋に使えたりと、手軽な料理の役に立ちます。自炊が苦手な人でも無理なく使い切れるでしょう。
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
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◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay | |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。 |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~10.5%のJCBの入門カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード |
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0.3~1.5% (※1) |
3万9600円 | AMEX | - | |
【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのおすすめポイント】 日本で最初に発行されたゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の後継カードだけに、ステータス&付帯サービスは最高レベルで、カードが金属製という特別感もあって、一般的なゴールドカードとはケタ違い。たとえば、年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続保有すると、国内40カ所以上の高級ホテルに無料宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」は、もはや一般的なプラチナカードすら凌駕するレベルの特典だ。さらに、高級レストランを2人以上で利用すると1人分が無料になる「ゴールドダイニング by 招待日和」や、世界1400カ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」、最高補償額1億円の「海外旅行傷害保険」が付帯するなど、もはや「ゴールドカード」の枠組みを大きく飛び越えている。また、家族カードは2人目まで年会費無料でお得(3人目以降は年1万9800円・税込)。 ※貯まるポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。 |
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