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田中秀征 政権ウォッチ

かつて首相特別補佐として細川政権を支えた田中秀征が、期待と不安に溢れた現政権の動向を鋭く斬り込む週刊コラム。刻一刻と動く政局をウォッチしていく。

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スペシャル・インフォメーション
「田中秀征 政権ウォッチ」の全記事一覧
  • 第274回・最終回 冷戦の檻から解放された二匹の猛獣
    世界の無秩序化に歯止めはかかるか? 

    [2015年03月26日]
    1989年に米ソの冷戦終結が宣言された。しかし、その後の世界は決して思わしいものではなかった。むしろ冷戦期のほうが平和で安定していたのではないかと思われる面さえある。なぜそうなってしまったのか。

  • 第273回 「戦後70年の安倍談話」は本当に必要か 

    [2015年03月19日]
    今年夏に発表する安倍首相の戦後70年談話に対し、有識者会議の北岡座長代理が「私は安倍さんに『日本は侵略した』と言ってほしい」と述べ、注目されている。そもそも“戦後70年の首相談話”に内外の切実な要請があるのだろうか。

  • 第272回 メルケル首相の「静かなる警告」に耳を傾けよう 

    [2015年03月12日]
    “3・11”に合わせるかのようにメルケル独首相が来日。彼女は日本に対して、3つ示唆に富む発言をした。これは「静かなる警告」と言ってもよい。それは、東アジア政策と原発政策、国連改革への日本の態度に対するものだ。

  • 第271回 安倍首相は沖縄知事いじめを止めるべきだ 

    [2015年03月05日]
    普天間基地の辺野古への移設問題は、このところ急速にその問題構図が変わってきているように見える。普天間返還合意の当初は、日本と米国の綱引きであったはずだが、今日では沖縄と日米両政府連合の綱引きになっている印象だ。

  • 第270回 西川問題を契機に企業・団体献金の禁止を! 

    [2015年02月26日]
    西川公也農水相は、政治資金問題の責任を取って辞任し、前農水相の林芳正氏が代わって農水相に就任した。疑惑の内容もその経過も実にうんざりするような話である。

  • 第269回 17年ぶり名実逆転のGDP速報値が意味するもの 

    [2015年02月19日]
    2月16日に発表された昨年10~12月のGDP速報値が3期ぶりにプラスに転じて株高も一段と進んだ。このプラス面とマイナス面を私なりに指摘すると次のようになる。

  • 第268回 日本が名実ともにアメリカの従属国になる!? 

    [2015年02月12日]
    オバマ大統領の任期末が近づく今、ひょっとすると米国の日本取り込みが彼の歴史的業績になるかもしれない。それも、米国が日本を従属国化しようとしているというより、日本が進んで米国に従属しようとしている印象を受ける。

  • 第267回 安倍首相は対テロ発言を慎重に! 

    [2015年02月05日]
    「イスラム国」による日本人人質テロ事件は最悪の結末を迎えた。首相は1日の朝、「テロリストたちを決して許さない。罪を償わせる」と強調した。この発言は国民感情に合致しているものの、他への影響も十分に考慮しているのかと心配になった。

  • 第266回 イスラム過激派に口実を与えてはならない 

    [2015年01月22日]
    1月20日、「イスラム国」を名乗るグループが日本人2人を人質にして、日本政府に2億ドルの身代金を要求してきた。おそらくテロリストたちは、日本に巨額な身代金を要求する口実を待っていたのであろう。

  • 第265回 フランス連続テロと日本の集団的自衛権 

    [2015年01月15日]
    フランスで起きたイスラム過激派による連続銃撃テロ事件は世界を震撼させている。この事件によって、あらためて日本の集団的自衛権の行使について深く考えさせられる。それは、日本が「反イスラム国」と見なされることを憂慮してきたからだ。

  • 第264回 安倍談話は“先の大戦への反省”で
    世界からの誤解を解けるか 

    [2015年01月08日]
    安倍晋三首相は1月5日の年頭会見で“戦後70年”に触れ、内外に向けて新たに安倍談話を発出する意欲を示した。安倍首相の語る「積極的平和主義」は集団的自衛権行使と一体と思われ、世界に集団的自衛権の行使宣言と受け取られる恐れもある。

  • 第263回 かつての「保守本流」に学ぶべきとき 

    [2014年12月25日]
    2年前の総選挙の頃から、私の身に「かつての保守本流、自民党宏池会のような考え方を打ち出す政党はできないものか」という声が寄せられるようになった。かつての保守本流とは、昭和20年代の吉田茂元首相が率いた自由党の流れを言っている。

  • 第262回 総選挙雑感――これで安倍政治は信認されたと言えるのか? 

    [2014年12月18日]
    衆院総選挙は事前の予想通り、自民党が291議席を獲得して圧勝した。安倍首相はこの結果を受け、国民に「信認された」と認識しているようだが、それは誤解にすぎない。実は有権者のわずか4分の1の信認しか得ていないからだ。

  • 第261回 「GDPマイナス1.9%」は選挙情勢を変えるか? 

    [2014年12月11日]
    12月8日に発表された7~9月期のGDP改定値は、実質で前期比0.5%減、年率に換算して1.9%減となった。この“改定値”は、現在進行中の総選挙にかなりの影響を与えるだろう。大企業の動向ばかり見ているアベノミクスの間違いとも言える。

  • 第260回 安倍政治の猪突猛進に
    有権者はブレーキをかけられるか 

    [2014年12月04日]
    12月2日、衆議院総選挙が公示された。大多数の選挙区で自民候補が強く、今のところ自民党の圧勝に終わると予想されているが、そこに水をかけたのが最新の内閣支持率調査だ。なんと初めて不支持が支持を上回ったのである。

  • 第259回 民主党、維新の党は4つの公約を鮮明に打ち出すべき 

    [2014年11月27日]
    総選挙の公示を1週間後に控え、各党の公約が発表されつつある。野党の軸となりそうな既に発表された民主党と維新の党の公約を一覧すると、主要な4つの争点において、それぞれに玉虫色の点が見られ、鮮明さを打ち出すことが急務だ。

  • 第258回 衆議院解散の決断は総選挙で裏目に出る!? 

    [2014年11月20日]
    安倍首相は18日夜、消費税再増税を先送りし、衆議院を21日に解散すると言明した。首相は記者会見で、解散を消費税再増税の先送りと関連付けて説明し、「国民の皆さんの判断を仰ぐ」と言った。だがこれは総選挙においてヤブヘビになりかねない。

  • 第257回 解散・総選挙は安倍政権の命取り 

    [2014年11月13日]
    解散風が一段と勢いを増している。しかし、この解散は安倍首相にとって成算のあるものではない。11月17日に発表される7~9月のGDP速報値によっては、「アベノミクスの大失敗」の声が高まる中での総選挙とならざるを得なくなるからだ。

  • 第256回 日銀追加緩和は意図に反する結果をもたらす!? 

    [2014年11月06日]
    米国の量的緩和の終結、日銀の追加緩和、年金資金の株式運用比率の拡大。想定外の三段ロケットが立て続けに炸裂して、株式、為替市場に衝撃的な異変が起きている。だが、今回の黒田東彦日銀総裁の“英断”にはいくつもの問題や疑問がある。

  • 第255回 支持率下落が止まらない安倍政権
    「原点回帰」が唯一の打開策 

    [2014年10月30日]
    このところ安倍晋三政権は、頂きを過ぎて下り坂を進み始めたように見える。週明けから相次ぐマスコミ各社の内閣支持率調査によると、日経新聞では支持率48%で前月比5ポイントの下落、読売新聞の調査では前回から9ポイントも下がっている。

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