ポイントを貯めることを面倒くさいと考える人に向けて、前回、前々回と「ポイントを金融商品として考える」、「ポイントをゲームとして考える」という内容の記事を書いた。
■クレジットカードのポイントをかしこく貯めると、銀行に定期預金をするより何倍も得をする!【ポイント生活の本当のメリットとは?(前編)】
■クレジットカードや電子マネーのポイントは、ゲームを攻略する感覚で楽しみながら貯めよう!【ポイント生活の本当のメリットとは?(中編)】
この2本の記事を読んでも、まだポイントは面倒くさいと考える人には、キャッシュバックカードをおすすめする。
キャッシュバックカードは、ポイントを使う手間がないので楽
キャッシュバックカードとは、その名の通りキャッシュバックサービスが受けられるクレジットカードのことだ。このキャッシュバックが受けられるクレジットカードには、2つのパターンが存在する。
1つ目は、クレジットカードの利用に応じてポイントが貯まり、貯まったポイントをキャッシュバックしてもらう、というパターン。「SBIレギュラーカード」などがこのパターンのクレジットカードだ。
(※「SBIレギュラーカード」の還元率や年会費などのスペックが、2015年10月1日より変更(ポイント制度は改悪)されています。詳しくはこちらの記事を参照してください⇒「SBIカード」がポイントサービスを大幅改悪?新たに追加されたボーナスポイントを計算に入れると「SBIカード」ユーザーの最もお得な選択とは?)
■SBIレギュラーカード | ||
還元率 | 1.0~1.2% | |
発行元 | SBIカード | |
国際ブランド | MasterCard | |
年会費 | 無料 | |
家族カード | あり(年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
モバイルSuica、ICOCA |
ただし、このパターンのクレジットカードは、結局ポイントのことを気にしなければキャッシュバックできないため、ポイント集めが面倒くさいという人には向いていない。
2つ目は、請求時にキャッシュバックされるパターン。ルミネで使うと、請求時に5%引いた金額が引き落とされる「ルミネカード」がわかりやすいだろう。
(関連記事⇒本を5%以上も安く購入できる「6つの方法」とは?「リクルートカードプラス」や「楽天ブックス」などクレカや電子マネー、ポイントモールを駆使しよう!)
■ルミネカード | ||
還元率 |
0.5~5.5% (一般加盟店では0.5%、JR東日本の切符や定期券、「Suica」チャージなどは1.5%、「ルミネ」では5%オフ) |
|
発行元 | ビューカード | |
国際ブランド | VISA、Master、JCB | |
年会費(税込) | 初年度無料、2年目以降1048円 | |
家族カード | — | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
Suica、モバイルSuica | |
ただし、「ルミネカード」はルミネ以外の利用では5%のキャッシュバックはなく、通常のクレジットカード同様ポイントが貯まってしまう。そこで、どこで使ってもポイントのことを考える必要がなく、請求時にキャッシュバックされるクレジットカードを紹介しよう。
請求時1%OFFの「P-oneカード<Standard>」が
最強のキャッシュバックカード>
最強のキャッシュバックカードは、「P-oneカード<Standard>」だ。年会費は無料、国際ブランドはJCB、Visa、MasterCardから選べる。通常のショッピング利用時にはポイントは付かないが、請求時に1%OFFになるクレジットカードだ。
つまり、「P-oneカード<Standard>」で払ってさえいれば、常に1%のリターンがあるということになる。
(関連記事⇒「P-one Wiz(ピーワン ウィズ)」は、年会費無料で還元率1.5%の高還元クレジットカードの新定番!ただし、支払い方法を変更する設定は確実に!)
■P-oneカード<Standard> | ||
還元率 | 1.0% | |
発行元 | ポケットカード | |
国際ブランド | VISA、Master、JCB | |
年会費 | 永年無料 | |
家族カード(税込) | あり(初年度無料、2年目以降は管理費として年220円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
― |
筆者の経験では、取材時に「P-oneカード<Standard>」を紹介すると、メディアの食いつきが違う。担当者がポイントは面倒くさいと感じている場合には、必ず取り上げられる。わかりやすいためテレビでも紹介されやすい。
クレジットカードを出すことすら面倒な人は、
固定費の引き落としを変更するだけでもOK
「P-oneカード<Standard>」を申し込んだら、次に固定費の支払いを「P-oneカード<Standard>」に変更することをおすすめする。電気料金、ガス料金、水道料金、固定電話料金、携帯電話料金、NHK受信料など、毎月必ず支払うものがあるはずだ。
総務省統計局が集計した『勤労者世帯の世帯支出』のExcel表を確認すると、2人以上の世帯の勤労者世帯では、平均で電気代が8636円、ガス代が5338円、上下水道が5732円、通信費が1万6653円となっている。合計すると、1カ月3万6359円の支出となる。
これらの固定費の多くは、「P-oneカード<Standard>」払いができる。これだけでも1カ月363円、1年間で4356円もお得になる。固定費の支払いだけに「P-oneカード<Standard>」を利用している場合は、財布に「P-oneカード<Standard>」を入れる必要もないだろう。一度登録しておけばそれ以降は何もする必要がなく、毎年自動的に4356円も固定費が安くなるということだ。
お得に生活したいが、ポイントを貯めるのも使うのも面倒くさいという人には、「P-oneカード<Standard>」が最強だ。
以上、今回はポイントを貯めるのが面倒くさいと考える人は、キャッシュバックを受けられるクレジットカードがおすすめ、という話を解説した。
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■ルミネカード | ||
還元率 |
0.5~5.5% (一般加盟店では0.5%、JR東日本の切符や定期券、「Suica」チャージなどは1.5%、「ルミネ」では5%オフ) |
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発行元 | ビューカード | |
国際ブランド | VISA、Master、JCB | |
年会費(税込) | 初年度無料、2年目以降1048円 | |
家族カード | — | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
Suica、モバイルSuica | |
■P-oneカード<Standard> | ||
還元率 | 1.0% | |
発行元 | ポケットカード | |
国際ブランド | VISA、Master、JCB | |
年会費 | 永年無料 | |
家族カード(税込) | あり(初年度無料、2年目以降は管理費として年220円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
― |
■SBIレギュラーカード | ||
還元率 | 1.0~1.2% | |
発行元 | SBIカード | |
国際ブランド | MasterCard | |
年会費 | 無料 | |
家族カード | あり(年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
モバイルSuica、ICOCA |
(※「SBIレギュラーカード」の還元率や年会費などのスペックが、2015年10月1日より変更(ポイント制度は改悪)されています。詳しくはこちらの記事を参照してください⇒「SBIカード」がポイントサービスを大幅改悪?新たに追加されたボーナスポイントを計算に入れると「SBIカード」ユーザーの最もお得な選択とは?)
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【2024年5月1日時点・最新情報】
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
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【関連記事】 ◆【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!(最優秀メインカード部門) ◆「楽天ポイント」が改悪続きでも“最強のポイント”である理由を専門家が解説!「楽天カード」などだけでなく、無料でポイントを獲得できるサービスが魅力! ◆「楽天カード」よりも「楽天プレミアムカード」のほうが得をする“損益分岐点”が判明! 楽天市場で年36万円を利用しない限り、年会費無料の「楽天カード」で十分! |
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◆三井住友カード(NL) |
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0.5~7.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD | |
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、Tポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード(NL)」は年会費無料+高還元+最短10秒発行の“三拍子”が揃ったおすすめカード!「対象コンビニ&飲食店で最大7%還元」特典は利用価値あり! ◆「三井住友カード(NL)」は、年会費無料&対象コンビニで最大還元率7%のお得なクレジットカード! カード情報を記載していないのでセキュリティも抜群! |
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◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD | |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで7%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得! ◆三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖! |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay | |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。 |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~10.5%のJCBの入門カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆au PAY カード |
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1.0~2.0% |
初年度無料 次年度以降も 条件次第で無料(※) |
VISA Master |
- | |
【au PAY カードのおすすめポイント】 通常還元率1.0%でPontaポイントが貯まり、マツモトキヨシやかっぱ寿司などの「au PAY ポイントアップ店」では還元率1.5~2.0%以上に達する、auユーザー以外も得するクレジットカード! しかも、初年度は年会費無料、2年目以降は年会費1375円(税込)だが、年に1回でもカード決済、もしくは携帯電話などのauのサービスを利用していれば次年度以降の年会費も無料に! ※ 2年目以降1375円。ただし、年一回でも利用した場合、もしくは「au ID」に「au PAY カード」を紐付けて、携帯電話などのauサービスを利用している場合は次年度無料。 |
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◆セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digital |
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0.5~2.0% (※1) |
初年度無料 次年度以降も 条件次第で無料(※2) |
AMEX | Suica | |
【セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digitalのおすすめポイント】 通常還元率は0.5%だが、QUICPay決済を利用した場合は還元率2%に大幅アップ!(※3)セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンといったコンビニはもちろん、マツモトキヨシやツルハグループなどのドラッグストア、ビックカメラやヨドバシカメラといった家電量販店など、QUICPayを利用できる店舗ではいつでもどこでも還元率2%になるので非常にお得! 貯まるポイントは、有効期限のない「永久不滅ポイント」なので、ポイントの失効を気にする必要がないのもメリット! ※1 通常1000円(税込)につき1ポイント貯まる永久不滅ポイントを 「1ポイント=最大5円相当」 の商品に交換した場合の還元率。交換する商品によっては、1ポイントの価値が5円未満になる場合あり。※2 2年目以降は1100円(税込)。ただし、年一回でもクレジットカードの利用があれば次年度以降も無料。※3 年間合計30万円までの利用分が対象。以降は還元率0.5%。 |
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