初年度で3300万円のコスト削減に成功

 具体的に実績を見てみよう。同社がサービスを提供した日系1部上場企業の場合。

 従業員数は2万人で、海外年間出張件数は1500件、出張費は3億円に上っていた。

 トップレップのサービスを導入する以前は、旅行会社を3社利用、トラベルデータを3社から取得し、管理は自前で行っていたが、コスト削減やグループ企業を含めたガバナンスを考え、専門管理の必要性を感じていた。

 トップレップでは、旅行会社3社は変更できないという前提でサービスを開始。まず3社分のデータを取りまとめて可視化して分析を行い、初年度3000万円のコスト削減目標を設定した。さらに、航空券の購買方法やホテルの選定を見直し、契約交渉のサポートを行った。それと併行して、普遍的なデータ管理体制の構築を推進。その結果、初年度で3300万円のコスト削減に成功したという。

 同社が主なターゲットとしているのは、グローバルで活躍する日系企業であり、これまでの経験上、「約20%のコスト削減は可能だ」と、西ヶ花氏は話す。

 今年5月には、クラウド型出張・経費管理システム「Concur Travel & Expense」を展開する、コンカーとの連携サービスをスタート。コンカーの経費精算で可視化されたデータを出張費コンサルティングにつなげ、企業の戦略的な出張管理を推進、さらなる出張費・間接費削減を実現していくつもりだ。

 旅行手配とコンサルティングを切り離した、新しいBTMの形を展開するトップレップ。日本では初の業態だけに、企業におけるBTM導入促進の起爆剤になりそうだ。