世界に名をはせる日本の工業製品のクオリティを原料・材料調達の側面から支える化学系商社。新たな基軸で変革を進めるオー・ジーの成長戦略を福井英治 代表取締役社長が語る。
オー・ジー 福井英治 代表取締役社長
1981年3月、京都工芸繊維大学工芸学部卒業。同年4月、大阪合同(現オー・ジー)入社。2010年6月に取締役企画開発本部副本部長兼事業開発戦略部長、11年4月に取締役経営企画室長、12年6月に常務取締役経営企画室長に就任。13年6月より現職。
1981年3月、京都工芸繊維大学工芸学部卒業。同年4月、大阪合同(現オー・ジー)入社。2010年6月に取締役企画開発本部副本部長兼事業開発戦略部長、11年4月に取締役経営企画室長、12年6月に常務取締役経営企画室長に就任。13年6月より現職。
独立系商社として3000社を超える取引先を持つ実績で、お客さまの事業やものづくりの核心を理解し、製品の用途までを提案できる技術営業力が、当社の最大の強みです。
企画開発部門を有し、新しいことへのチャレンジに重きを置いて、「こんな商品があったら」というニーズにグループ会社と一丸となって開発に取り組み、実績を積んでまいりました。
1923年に染料問屋5社が合同して創業。現在は、国内のみならず、インド、東南アジア、東アジアを中心に海外拠点の増設などを行い、グループのネットワークを強みにグローバルにビジネスを展開しています。
また、100周年となる2023年に向けて「人財づくり」「ビジネスモデルの変革」「グローバル化」の三つを方針とする「VISION2023」を策定しました。商社ならではの情報力を生かし、「モノ」に付随したサービスをセットにして新しい価値を生み出す「コトづくり」を実践します。
例えば、ジェネリック医薬品事業では、理化学分析や薬事申請支援までを行い、同年には売上高100億円以上を目指します。
同ビジョン達成への取り組みをベースに、さらなる機能強化と強固な事業基盤の構築を進め、地球上のあらゆる地域でニーズに応え続ける企業でありたいと思います。