キャラクターを開発し
ファンドに親近感を
例えば、ファンドの運用レポートもその一つ。
「専門用語を平易な表現に改めることはもちろん、投資家が最も気にする『なぜ下がったのか』『なぜ上がったのか』を当ファンドのキャラクター犬『ハピ』を登場させるなど、わかりやすく説明する工夫をしています。また、基準価額が大きく変動した際に、すぐ運用レポートを出すなど、不安の解消につながるようなサポートも行っています」(レポート担当者)
ちなみに、「ハピ」とは、世界初の犬のファンドマネージャー(ワンドマネージャー)という設定だ。資産運用を通じて投資家に「ハッピー」を届けるという使命を持つ。
「ファンドに親近感を持ってもらうために開発しましたが、外国人は『子どもっぽい』と感じるらしく、本社からの承認を得る際は苦労しました。時間をかけて日本のキャラクター文化を説明するなど交渉を重ね、ようやく承認を取ることができました」(ウェブ担当者)
信託報酬の一部を盲導犬と介助犬の育成のために寄付するなど、ファンドを持つことで社会貢献ができる仕組みも作った。
投資信託営業部の担当者によると、「ハピを活用した資料やノベルティグッズは販売会社の方々にも好評」で、ハピのファンも増えているという。
「販売会社向けのファンドの勉強会に盲導犬や介助犬を招き、実際に体験していただいたことも。ファンドを持つことが社会貢献につながることが実感できたと喜ばれました」(同)
メンバーとの連携が
選ばれるための秘訣
個人投資家向けのセミナーや販売会社向けの勉強会などによる情報発信にも力を入れる。セミナー担当者は、「投資家向けのセミナーは、参加者の属性に適した内容にするよう、注意を払っている」と話す。
「当初は、内容に満足していただけないこともありました。今では、参加者のレベルを事前に確認し、それに適したものを提供できるようになり、ご好評を頂いています」(同)
セミナーや勉強会の参加者の声を基に、投資家のニーズや、各販売会社が行っている工夫などの情報を収集し、メンバーと共有。その情報を基に顧客に適した組み合わせ(ポートフォリオ)を提案するなど、それぞれの仕事に生かしている。

「販売会社によっては何百本もの投信を扱っています。その中で『DWS グローバル公益債券ファンド』に注目してもらえるよう情報提供に努めています。中でも重視しているのが、実際にお客様と接する現場の方々に必要な情報をしっかりとお伝えすること。ここでもメンバーとの連携が欠かせません」(投資信託営業部・担当者)
個人投資家が、資産運用を基礎から学ぶための動画も充実。「ハピが登場するアニメーション動画は『わかりやすい』と好評」(広告担当者)だ。さまざまな工夫の積み重ねによりファンドの人気も高まり、同社を代表するファンドに成長。販売会社も66社まで増えている。
超低金利が続く中、投資家のハッピーを目指す同プロジェクトの挑戦はまだ続きそうだ。
■ファンドのリスク/
当ファンドは、主に外国の債券を投資対象としますので、金利変動等による組入債券の価格下落や、組入債券の発行体の倒産や財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化を含む信用状況等の悪化等の影響により、基準価額が下落し、損失を被ることがあります。また、為替の変動により損失を被ることがあります。したがって、投資元金が保証されているものではなく、これを割込むことがあります。当ファンドに生じた利益及び損失は、すべて投資者に帰属します。基準価額変動の主な要因としては、①金利変動リスク、②信用リスク、③為替変動リスク、④カントリーリスク、⑤流動性リスク等があります。なお、当ファンドは預貯金と異なります。詳しくは、最新の投資信託説明書(交付目論見書)をご覧下さい。
■ファンドの費用/
投資者が直接的に負担する費用【購入時】購入時手数料:購入申込受付日の翌営業日の基準価額に3.24%(税抜3.0%)を上限として販売会社が定める率を乗じて得た額【換金時】信託財産留保額:ありません。投資者が信託財産で間接的に負担する費用【毎日】運用管理費用(信託報酬):信託財産の純資産総額に対して年率1.5552%(税抜1.44%)【その他】純資産総額に対して年率0.10%を上限として諸費用(監査法人へのファンドの監査に係る費用、法律顧問・税務顧問への報酬、印刷費用等を含みます。)が信託財産から差し引かれます。また、信託財産における組入有価証券の売買委託手数料、資産を外国で保管する場合の費用、租税等についても、別途信託財産が負担します。当該費用については、運用状況等により変動するものであり、一部を除き事前に料率、上限額等を表示することができません。
※収益分配金を再投資する際には購入時手数料はかかりません。
※「税」とは、消費税及び地方消費税に相当する金額のことを指します。
※投資者の皆様が負担する費用の合計額については、ファンドを保有される期間等に応じて異なりますので、表示することができません。
■ご留意事項/
投資信託のお申込みに関しては、下記の点をご理解いただき、投資の判断はお客様ご自身の責任においてなさいますようお願い申し上げます。
●当資料記載の情報は、作成時点のものであり、市場の環境やその他の状況によって予告なく変更することがあります。また、将来の運用成果等を保証もしくは示唆するものではありません。
●投資信託は、預金または保険契約ではないため、預金保険及び保険契約者保護機構の保護の対象にはなりません。
●登録金融機関を通じてご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の対象とはなりません。ご購入に際しては、販売会社より最新の投資信託説明書(交付目論見書)をお渡ししますので、必ず内容をご確認の上、ご自身で判断して下さい。
ドイチェ・アセット・マネジメント株式会社
https://funds.deutscheam.com/jp/
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第359号
加入協会:一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会
D-161014-4