多様なアイデアに応える
株主優待での活用策も

 GiftPadは、さまざまなアイデアに応えられるだろう。そういう懐の深さがある。

 例えば消費者向け製品を持たないB2B企業では、株主優待としてお米を贈呈していたりするが、GiftPadを活用することでさまざまな商品を在庫なしで紹介できる。人気の商品を調べて株主の満足度を上げたり、取引先企業に販売機会を提供したりもできるようになる。

 園田社長は、「物を贈る、という行為があれば、GiftPadをプラットフォームとして活用できます。法人さまであればあらゆる部署でご利用頂き、コスト削減と運用オペレーション軽減につながります」と胸を張る。

 そうした“ギフトインフラ”としての基盤を固めるためにギフトパッドでは、ギフトの利用・登録企業のマッチングパートナーとしてNTTドコモ、ギフトを販売するパートナーとして大手百貨店、広告代理店などとも提携している。

 園田社長が利用企業との打ち合わせで最初に語るのが、「ギフトやノベルティを贈るだけで終わっていませんか」だ。相手に感謝を伝えるギフトやノベルティの役割が、ITによって形を変え幅広く新たな事業ソリューションになりはじめている。