好みや行動を分析して
1-2枚に絞ろう

 ジャンル分けが終わったら、次に自分の行動や好みを分析するといい。

 たとえばエアライン系なら、ANAとJALのどちらを使うか、空港ラウンジを利用したいか、旅行保険の金額にこだわるのか。

 トレイン系ならJRと私鉄のどちらを使うか、定期は使うか、ポイントは何に交換したいのか。

 このように一つひとつ検討することで、自然と絞り込んでいけるはずだ。また、エアライン×トレイン系、エアライン×ドライブ系など、自分好みに絞り込めるとさらによい。

 なお、クレジットカードの枚数は1枚または2枚に抑えるのが望ましい。多過ぎると年会費がかさむだけでなく、ポイントが分散してムダになってしまう可能性が高いからだ。また、請求書をうっかり確認し忘れるなど管理が行き届かなくなり、万が一不正に利用されても気づかないこともありうる。

 財布に入れて持ち歩くクレジットカードの選択は、充実した生活を送るために大切なエレメンツ。賢く選んで、たっぷり使って、ビジネスもプライベートもパワーアップさせよう。