卓越した独自の製造技術は、
スーツの聖地・ロンドン老舗テーラーのお墨付き

「ロロ・ピアーナ」の代名詞といわれる“タスマニアンsuper150’s”の服地で仕立てたダブルブレスト・ジャケット。さりげないブルーのグレンチェックに、洗練された品格が漂う

 チャールズ2世の「衣服改革」に始まり、350年以上の歴史を持つスーツの本場・英国。その中心を担う「サヴィル・ロウ」のフルオーダー・スーツに匹敵するファイブワンの上質なスーツは、大阪府枚方市に拠点を置く直営自社工場で作られている。

 特筆すべきは、裁断や縫製から、プレス、ボタン付けに至るまで、熟練の職人たちによる分業体制が整っていること。しかも、スーツの仕上がりを左右する服地の裁断から、ジャケットの“顔”となるラペルのプレスの最終工程に至るまで、気の遠くなるような細やかな手作業が行われている。

 

(左)身頃や袖などの各パーツは全て、裁断師の手によって丹念に裁断される。太めのストライプや幅広の格子柄など、“柄合わせ”の難しい服地を見事に扱う。(右)「くせとりアイロン」で、立体的な体のラインに合わせた膨みを持たせる、より美しいショルダーラインが実現

 中でも、ワンランク上のオーダースーツ「ハイクオリティ」の製造過程で行われる「くせとりアイロン」は、着心地の良さと美しいシルエットを実現するためには不可欠な工程。平面的な服地にアイロンワークを施すことによって、ジャケットの肩甲骨周りや、胸元をより立体的に仕上げていくという高度な技術だ。「服地の厚さや混率によって、一つ一つアイロンの当て方は異なります。自分の勘や感覚が頼りですね」と担当の職人は言う。長年の経験があってこそ、なせる業だ。

(左)ふっくらしたラペルの折り返しと、立体的なフォルムは、手アイロンのなせる業。わずか5分ほどで1着を仕上げる手さばきは、神業だ。(右)全面に木質の廃材を使った直営工場の床は、弾力性があり、足が疲れにくい

 ロンドンの老舗テーラーが絶賛したという総毛芯仕立てのアイロン技術など、珠玉のノウハウが凝縮された高品質のオーダースーツでありながら、工場直営ならではの利点を生かして、不要な中間コストを抑え、1着10万円からという適正価格で提供している。

 大切に扱えば、10年以上は着られるスーツしか作らない──ファイブワンの揺るぎない“モノづくり精神”をご自身の体で、体感してみてはいかがだろう。

2017 AW オーダースーツ&コート
先行キャンペーン
期間:2017. 7. 4~8. 8
納期:オーダーから約1カ月半

先行キャンペーンでは、イタリア屈指の最高級服地メーカー「ロロ・ピアーナ」の〝フォーシーズンズ〟をはじめ、世界最古といわれる老舗ウールメーカーの「ピアツェンツァ」など、極上の服地で仕立てるツーピース・スーツとコートを提案。ファイブワン・スーツの抜群の着心地を体感できる絶好の機会だ。

問い合わせ先
FIVEONE 銀座本店
TEL:03‐6263‐0688