配当が毎年アップする「連続増配株」に投資して、高い配当金+株価の値上がり益を同時に狙え!

ダイヤモンド・ザイ9月号では、個人投資家に人気の「高配当株」を大特集している。高配当株は、下値に強いだけでなく、株価の上昇力も強い。特に増配傾向の銘柄を選べば、利回りのアップと値上がり益をダブルで享受できる。

今回は、配当が毎年アップしている高配当株の中から、連続増配年数の長い銘柄ベスト5を紹介! 配当を受け取りながら、資産拡大も積極的に狙おう!
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目先の利回りよりも、配当が増える株を狙う

 配当を享受しつつ、株価上昇で資産も形成したいなら、重要視すべきは現在の配当利回りよりも将来性。つまり狙うべきは、配当が年々増えていく「増配成長株」への中長期投資だ。

 例えば、今の配当利回りが2%でも、年率10%の増配が続けば、株価が一定であれば15年後の配当利回りは8%以上。実際は、増配による利回りの向上で投資家の買いが入り、株価も大きく上昇していく。同じ期間、配当が増えない利回り3%の高配当株を保有するよりも、はるかに多くの配当金をもらえ、資産も拡大。まさに増配成長株への投資は、これから資産形成を目指す現役サラリーマン世代向きなのだ。

 では、実際に配当を増やしているのはどんな会社なのか。以下の連続増配年数ベスト5の銘柄で確認しよう。
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増配で利回りが向上! 株価も大きく上昇へ

毎年連続して増配している銘柄 年数順ベスト5
順位  連続増配年数  配当利回り 1株配当(配当性向) 最新の株価
前々期 前期 今期
1位 花王(4452)
28年 1.61% 80円(38%) 94円(37%) 108円(39%)
花王(4452)の最新チャートはこちら(楽天証券の公式)
【銘柄コメント】連続で最高益更新中。中計では20年にROE20%超の高収益グローバル消費財企業を目指し、連続増配継続への意思を表明。
2位 ユー・エス・エス(4732)
20年 2.13% 40.8円(47%) 46.4円(52%) 47円(51%)
ユー・エス・エス(4732)の最新チャートはこちら(楽天証券の公式)
【銘柄コメント】出品台数シェアは約32%と業界最大手で、全国に17会場を展開。内外の中古車需要は減少傾向だが、海外(輸出)が牽引する。
2位 SPK(7466)
20年 2.42% 61円(28%) 63円(27%) 65円(26%)
SPK(7466)の最新チャートはこちら(楽天証券の公式)
【銘柄コメント】自動車補修部品の専門商社。増配継続が方針で、配当性向50%以下であれば連続増配へ。少数精鋭の経営と実質無借金が強み。
4位 明光ネットワークジャパン(4668)
19年 2.71% 34円(40%) 38円(108%) 40円(56%)
明光ネットワークジャパン(4668)の最新チャートはこちら(SBI証券の公式)
【銘柄コメント】学習塾をすべての都道府県に展開し、ブランド力がある。配当性向を35%から段階的に80%にする方針で、増配を継続へ。
4位 三菱UFJリース(8593)
19年 2.38% 12.3円(20%) 13円(22%) 15円(25%)
三菱UFJリース(8593)の最新チャートはこちら(楽天証券の公式)
【銘柄コメント】配当性向は25%と低く微減益でも増配を実施。ファイナンスリース以外にも、不動産再生、半導体製造設備の売買など多角化。
※増配年数は今期予想を含む。


 連続増配年数ランキングの1位は、28年連続で増配を見込む「花王(4452)」。同社は、この28年の間に配当額が約15倍になり、株価も5倍以上に上昇している。
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 企業が配当を継続的に増やすには、利益が伸びるか、利益のうちの何%を配当に回すかを表す配当性向を高める必要がある。ここで紹介した銘柄は、どれも業績が伸びている優良株だが、リーマンショック時にも増配を継続しただけあって、外部環境の変化に強く、利益率が高い銘柄が多い。また、リースや医薬関連、生活必需品を扱う銘柄など、国内できっちり稼ぐ業種が目立つ。一方、世界景気や為替の影響を受ける自動車や電機、高配当ながら資源価格に左右される総合商社は登場しない。

 一般に高配当株は配当性向が高い傾向があるが、連続増配年数ランキング5位までだけでなく10位まで広げてみても配当性向は平均で32%と日本株の平均程度。つまり連続増配年数の長い企業は増配のために背伸びをしているのではなく、利益が伸びた分だけ配当を増やしているため、減配リスクは極めて小さい。1位の「花王」も配当性向は40%以下で、まだまだ連続増配記録を伸ばすことが濃厚だ。ダイヤモンド・ザイ9月号では、連続増配年数ランキングを10位まで公開しているので、ぜひチェックしてみてほしい。
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