KRONABYを使えば使うほど
人々の生活はシンプルで豊かになる

 KRONABYとは、スウェーデン語で時計パーツの「クラウン(竜頭)」を示す「Krona(クローナ)」と「村」を表す「By(ビー)」を組み合わせた造語である。

KRONABY
DIRECTOR
Bert-Ola Frostensson

「その“村”は、時間がほとんど存在しない場所であり、家族や友人と過ごす安らぎの時を意味しています。過剰なテクノロジーを取り除き、毎日の生活からストレスを減少させ、本当に必要なテクノロジーをシンプルに取り入れることで、毎日の生活を豊かにすることが、私たちの考えるKRONABYの存在意義であり、理念なのです」

 そう語るのは、KRONABYのDIRECTORであるBert-Ola Frostensson氏だ。

 KRONABYの開発は2015年に始まり、約1年かけて完成した。当初のメンバーは15人、現在では約70人が、約30の異なる分野で働いている。全ての開発チームが自社内にあるため、「利用者からのフィードバックを迅速に商品に反映させられる」のが強みだ。

 例えば、今回の日本市場での展開にあたり、日本でよく使われているLINEの通知機能が追加された。そのアップデートの頻度は3カ月ごとだ。

KRONABY
BUSINESS DEBELOPMENT MANAGER
Katrina Lin

 BUSINESS DEBELOPMENT MANAGERのKatrina Lin氏は、「どの機能を使うかは、それを使う人ごとに違います。私の仕事はセールスなので、連絡を忘れないためカウントダウン(タイマー)の機能をよく使います。またフィルターされた通知機能を使うことで、最近では会議中にスマホを常に側に置いて気にすることもなくなりました」と語る。

 テクノロジーが生活に必要であることは確かだが、時としてその複雑さが邪魔になるときがある。本来テクノロジーの役割とは、日常生活の煩わしさを軽減し、人生を豊かにしてくれるものであるはずだ。KRONABYは、その本来の役割を提供してくれる。

「ある意味で、時間を忘れさせてくれる時計なのです」と説明するFrostensson氏。コネクトウオッチ市場を牽引する“革新者”として、KRONABYの今後の展開に注目したい。

問い合わせ先
株式会社 ティ・エヌ・ノムラ
http://www.tn-nomura.co.jp
https://www.kronaby.com