

油脂、製菓・製パン素材、大豆たんぱく素材・食品の3つの領域で、グローバルに製造・販売事業を展開する不二製油グループ。アジアや欧米などで27のグループ会社が事業を展開している。
グループを統括する持株会社である「不二製油グループ本社」では、世界に点在するグループ個社ごとのキャッシュの過不足を俯瞰し、全体最適化を図ることが、さらなる成長のためには欠かせない課題だと認識していた。
だが、2008年9月のリーマンショック直後に中国で貸出規制が強化され、現地のグループ会社が個社対応による資金調達で非常に苦しんだことがあった。
「あのとき、もしもグローバルな財務管理体制が構築されていたら、他の国・地域から中国のグループ会社に資金を回すことで、もっとスムーズに資金繰りができていたに違いない。昨年、英国のEU(欧州連合)離脱が決定し、一時的に世界の為替相場が急変動したときにも、グローバルな財務管理の必要性を痛感した」と、同社のCFO(最高財務責任者)である松本智樹取締役常務執行役員は振り返る。
そこで同社はグローバルな資金管理の見える化、効率化に本腰を入れる。それはどのような体制とシステムで行われたのか。松本CFOは「各グループ会社が戦略の成果を上げていくためには、世界各地のグループ会社間で、キャッシュを移行できる仕組みが必要だった」と語る。
そして今年2017年5月、新しいグローバル資金管理システムは稼働開始した。そこでキャッシュ管理の心臓部を担っているのが、財務管理のクラウドアプリケーション「キリバ・エンタープライズ」だ。
不二製油グループの財務改革はどのように実行されたのか、そして、その基盤としてなぜキリバを選んだのか。その詳細は、下記から無料ダウンロードできるPDF資料に詳しく書かれている。すべての業種の企業の財務責任者、そして企業経営者にとって、グローバル戦略の土台である財務戦略をどうするべきか、この資料は大きなヒントとなるだろう。
グローバル財務戦略のために手に入れた
“武器”とは何か?
高まる金融リスク
個社対応の限界を痛感する
さらなる成長のため
財務をグローバルで「全体最適化」する
標準・基準の統一化によって
優れた財務人材を育成する
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