最新機能搭載で目立たない
「クリア」が悩み解消の手助けに
デンマーク本社は昨年2月、コペンハーゲン郊外に最先端のエコ技術や設備を装備した新社屋・新工場を竣工した。
このサイトを手がけるワイデックスは1956年、福祉大国デンマークに誕生した研究開発型の補聴器専業メーカーだ。独創的な要素技術により生み出される高性能補聴器は、世界100ヵ国以上で愛用され、高い評価を獲得。また、96年に開発した世界初の耳あな型フルデジタル補聴器は、米国・スミソニアン博物館に展示の実績を持つ。このワイデックスが、約4年の歳月かけて開発した最新モデルが「クリア」だ。
（左）ワイデックス マーケティング部マネジャー 早野大介／（右）ワイデックス マーケティング部インターナショナル コーディネーター ソフィー・ラスムセン
「新製品クリアは、ワイデックスがこれまで培った技術の粋を集めた最新機能が搭載されています」と語るのは、インターナショナルコーディネーターのソフィー・ラスムセンさん。騒音の中から会話の声を選び出す「ＩＥスピーチエンハンサー」、音の方向の特定を容易にする「デジタルピナ」などの技術はもちろんだが、なかでも最大の特長は、補聴器専用に開発された独自のワイヤレス通信技術「ワイデックスリンク」の搭載だ。マーケティング部マネジャーの早野大介さんは説明する。
「TV―DEXと組み合わせて使えば、テレビの音声をクリアで高音質なまま補聴器から直接聞くことができ、音量で周囲に気をつかう必要もありません。また、M―DEXを組み合わせて使えば、携帯電話の通話音が直接補聴器に届き、これまで補聴器が苦手としていた携帯電話での会話も、快適にできるのです。ぜひＴＶの音質の聞き比べをしていただきたいと思います」
こうした機能を支えるのが、業界最高水準の処理能力を持つ次世代プラットフォーム「C―ISP」。高い評価を得ているＩＳＰをさらに進化させ、一連の音の分析や処理を統合して管理することで、言葉の聞き取りやすさと優れた音質を実現している。
「クリア」には4ラインアップがあるが、なかでも新タイプのRIC補聴器「フュージョン」は、3タイプのレシーバーを選択することができる。イヤチップもさまざまなタイプから選べるため、使用する人の聴力に合わせて1台の補聴器で対応が可能。また、機能的フォルム設計による風切り音の軽減や、パワータイプでありながらサイズの小型化も実現している。
「クリアは、低下した聴力を補うだけでなく、より美しく自然な音をお届けすることで、暮らしに楽しさや快適さをもたらします。ご自身やご家族に難聴でお悩みの方がいらしたら、ぜひクリアの利用を検討していただければと思います」（早野さん）
＜1＞サイズが小さい
ハイパワーの最上位器種なのに高さ2.5cm！
＜2＞ レシーバー交換が可能
聴力に応じて自分に合ったレシーバーを搭載
＜3＞秀逸なフォルム設計
風切音を大幅低減。しかも14色から選べる
＜4＞美しい自然な音質
音に定評のあるワイデックスの
技術をさらに進化。電気的、
金属的な響きが少ない自然な音質へ
＜5＞ワイヤレス通信でTVや携帯電話が快適に！
DEXを使えば、TVや携帯電話の音が
直接耳に届くので、音量で周囲に気を
使うこともないし、苦手になりがちな携帯電話での
会話も快適に行え、生活の幅が広がる。
