最新版は「ランサムウェア」による
身代金の被害も防止

BBソフトサービス サービス企画本部 ISW事業推進部 ディレクタの平尾哲治氏

 これらの機能に加えて、2017年10月に発売された最新版では、ランサムウェアによる被害を防ぐ独自機能が追加された。

 ランサムウェアはマルウェアの一種だが、感染するとPC内の重要なファイルが暗号化され、開けなくなってしまう。それを解除するには身代金として金銭の支払いを求められるが、支払ってもデータを復旧できないケースが少なくない。最新版は、このランサムウェアによる暗号化を阻止する「フォルダ保護機能」を搭載した。

 多くの統合セキュリティソフトは、既知のランサムウェアのブラックリストを基に検知/駆除を行っているが、ISW インターネット サギウォールは、大事なファイルを格納しているフォルダーそのものを守る事に主眼を置いており、その結果、ブラックリストで対応できない未知のランサムウェアによるファイルの暗号化を阻止することが可能だとBBソフトサービスの平尾哲治氏(サービス企画本部 ISW事業推進部 ディレクタ)は説明する。

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「ランサムウェアによる被害を防ぐには、データを暗号化させないことが重要です。そこで、新版では重要なファイルが保管されたフォルダを許可なく暗号化させない機能を追加しました。そのため、万が一ランサムウェアに感染してしまった場合でも被害を防げるのです」(平尾氏)

 このように、独自のヒューリスティック検知とフォルダ保護機能も駆使し、日本人をターゲットにした詐欺の脅威からユーザーを守るインターネット サギウォール。平尾氏は、すでに統合セキュリティソフトを利用しているユーザーにも、ぜひ組み合わせて使ってほしいと話す。

「ウイルス/マルウェア対策としては、すでに多くのユーザーが統合型セキュリティソフトを利用しています。しかし、現在はそれらのソフトだけでは防げないネット詐欺による金銭的な被害が深刻化しています。インターネット サギウォールは、そうした詐欺の防止に特化したセキュリティ製品です。日々、刻々と変化するインターネット上の脅威を効果的に防止していくために、統合型セキュリティソフトとともに日本固有の脅威に対応したインターネット サギウォールを併せてお使いいただきたいですね」(平尾氏)

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