GDPRの主眼は
顧客の大切な個人情報を守ること

 現在、GDPRは、EUによる厳しい罰則規定の面がクローズアップされ、GDPRそのものが「脅威」のように捉えられている。だが、本質はそこではないと関根社長はいう。「重要なことは、日本企業がグローバルビジネスを通じて大きく成長していくにあたり、世界から信頼に値するパートナーであるということを証明するためにも、冷静にGDPRと向き合い、セキュリティー運用についての専門知識を有する企業と共にきちんとした対策を施すことなのです」。GDPRとは企業防衛である以前に何よりも顧客の大切な個人情報を守るということが主眼なのだ。

 クロス・ヘッドはGDPR対策としてエフセキュアと共に、現状調査やアセスメント評価、ポリシーや導入計画の立案などのセキュリティーに関する一連のコンサルティングサービスを前述したRDSなどの侵入検出サービスなどと共に提供していく構えだ。

 「GDPR対策を含めた包括的なセキュリティー運用代行サービスも準備しておりますので、ぜひお問い合わせいただければと思います」(関根社長)

問い合わせ先:
クロス・ヘッド株式会社
https://www.crosshead.co.jp/