上流工程というのは、戦略課題の解決のためのシステム構想や、実装すべき機能や性能を明確にして要件定義をまとめるなど、システムコンサルタント工程のことをいう。
同社はその上流工程からユーザーのプロジェクトに参画し、業務コンサルやPMO(※)を担当、外部設計や内部設計、プログラムの開発やテストまでを管理する。
特に完成したシステムが、利用者の視点で要件を満たしているかどうかを検証する「受け入れテスト」のロジカルな工程に強みを持つのも、同社の優位性の一つだ。
「当社では一般のベンダーと違って、お客さまと壁をつくらず、社員が銀行に常駐し"かゆい所に手が届く"密着型のサービスを実施しています。当社のSEはシステムの隅から隅までを熟知し、いわばお客さま以上にシステムをよく理解しているほど。そのため導入後の保守はもちろん、さまざまな課題解決のための的確な提案を行うことができるのです」
※PMO…Project Management Office