【おすすめの理由2】
薄くてコンパクトだが頑丈なボディ

 軽さとともに「LG gram」は外形寸法のコンパクトさも特長だ。特に今春登場した全モデルでは、ディスプレイ部分のベゼル(画面の縁)がサイド6mm前後、トップ9mm前後という超スリムベゼルを採用。ボディ全体のサイズが小さくなり、スマートな外見となっている(画面サイズによってベゼル幅は異なる)。

画面サイズによってべゼル幅は若干異なるが、3タイプともサイドが6mm程度、トップが9mm程度になっている。

 軽量かつコンパクトなボディとスマートな見た目の「LG gram」だが、心配になるのがボディの「強度」だ。しかし、心配はご無用だ。落下や振動などに関して、米国国防総省基準(MIL-STD-810G)をクリア、高い信頼性と耐久性を実現している。ボディに使われているマグネシウム合金は、航空機や宇宙ロケットなどにも使用されており、見た目のスマートさだけでなく、耐衝撃性にも優れているのだ。

米国国防総省基準は米軍が物資を調達する際に基準とする規格。当然、ビジネスマンの日常使いよりハードな条件でテストが行われる。

 また、元々LGは液晶パネルメーカーのため、ディスプレイは光沢があり美しい発色で大変見やすい。ただ、長時間の使用も考慮し「LG gram」ではブルーライトを抑え、目への負担を軽減する「リーダーモード」を搭載。一方、明るい場所では輝度を上げて見やすさをアップする「デイライトモード」も使えるようになっている。

【おすすめの理由3】
20時間超のバッテリー駆動に加え急速充電も可能

 外出先でノートPCを操作するビジネスマンならバッテリーの残量を気にしながら作業をした経験があるだろう。新しい「LG gram」ではその不安を吹き飛ばすバッテリー性能が用意された。

 各タイプのバッテリー駆動時間は次のようになっている(フル充電時:駆動時間はJEITAバッテリ動作時間測定法(Ver2.0)の測定結果)。

・13.3インチタイプ:約27時間
・14.0インチタイプ:約26時間
・15.6インチタイプ:約23時間

 モバイル利用が想定される13.3インチは、約27時間の長時間駆動を達成、画面が大きい15.6インチタイプでも約23時間使える。通常、他社PCのバッテリー駆動時間は13.3インチのタイプで10数時間程度、15.6インチタイプでは10時間未満が普通だ。通常、画面が大きな15.6インチは据え置き利用を想定しているため、電源がない環境では長時間利用ができないが、「LG gram」なら15.6インチでも本体が軽い(1095g)ので、「大画面ノートをモバイル利用する」という、今までになかった使い方ができる。

 さらに、特筆したいのが急速充電機能だ。各タイプとも充電ゼロの状態から20分の充電で3、4時間超使える。外出前や外出中にバッテリー切れに気づいた時にも、短時間充電で済む点は心強い。3時間も充電すればフル充電が可能だ。