ビジネスの装いとはセルフプロデュース、
時計はその最強ツールになりうる

 

大人のカジュアルにはジャケットが必携。
夏らしい素材とダイバーズデザインが涼を呼ぶ

　たとえカジュアルなシーンでもジャケットは手放せない。1枚あるだけでルーズさを感じさせず、レストランやホテルのドレスコードにも対応できるのだ。軽快なシアサッカー素材は、着心地だけでなく見た目にも涼しげに映る。

　夏のカジュアルはついルーズになりがちだが、週末やオフタイムだけでなく、出張時の移動やランチミーティングなど求められる範囲は広い。そんな時、インナーはカットソーやＴシャツでリラックスしていても、ジャケットを羽織るだけで見た目にもエレガントに装うことができる。カラーは涼しげなマリンテイストに、素材も夏を感じさせるシアサッカーがいい。麻もいいがシワになりやすいため、旅先にはあまり向かない。

　まず相手に不快感を与えないことが基本であり、それには清潔感が大切だからだ。同じ理由からＴシャツも白がお薦めだ。Vネックやヘンリーネックならばスタイリッシュに演出でき、パンツも裾をロールアップすると軽快感が出る。

　むしろスタイリングはシンプルに抑えつつ、腕元はダイバーズ・スタイルの時計でスポーティーな個性を主張するのがいいだろう。ハミルトンの「カーキ ネイビー スキューバ」に新たに加わったブルーモデルは、24時間表示を備えた機能美に、爽やかな海のイメージを添える。シャープなブレスレットもアクティブな印象を与え、時計は男にとって唯一のアクセサリーでもあることをあらためて実感するのだ。