自社での取り組みを土台に
テレワーク・ソリューションで
働き方改革を成功に導く

二つのサービスでテレワークの不安解決

　こうした社内での取り組みと併せて、同社では柔軟な働き方と業務効率化の2軸で、「働き方改革ソリューション」を提供、企業を支援する。

　その中で、場所・時間にとらわれない働き方を実現するのが「テレワーク・ソリューション」だ。テレワークでは「そばにいないこと」から不安や疑念が生まれ、導入が停滞しがちである。

　それに対して、リモートアクセス環境と各種ログを活用した「見える化」で、従業員と管理者の双方に納得感をつくり出し、導入を加速させる。

「働き方改革は認知度が上がってきていますが、実際にはどこから始めたらいいか、社内規定をどうするのかという悩みが非常に多い。そこで私たち自身が使い、クラウド・ASPで導入しやすく、業務効率の向上という効果も見えやすい、リモートアクセスシステム『DoMobile』とタブレットやスマートフォンによる業務報告システム『快作レポート＋』をラインアップしています」と産業・流通システム事業部の渡辺修司担当部長は説明する。

　DoMobileはインターネット環境さえあれば、自宅や出張先から社内の自席パソコンを操作することができる。通信は全て暗号化され、認証基盤にデジタル証明書を利用しているので、成り済ましの危険はない。また企業のセキュリティーポリシーに合わせて利用できるので、セキュリティー面も万全で、安価にテレワーク環境の利用を可能とする。

　一方、快作レポート＋は今まで紙やExcelで作成してきた報告業務をシステム化し、タブレットやスマートフォンで手軽に行い、作業時間を短縮、業務を効率化させるものだ。

　専用アプリで作成した報告書を自社サーバーに送り、社内のパソコンで報告データの一元管理や共有を行う。作成した帳票の中にカメラボタンを付け、タブレットなどのカメラで撮影した画像をそのまま登録することも可能である。