• 10月の不振は歴史通り
10月は、中間選挙の年であれば好調とどこかで読んだ記憶がある。しかし今年の場合、1929年、1987年、2008年ほどには悲惨ではないにせよ、10月は軟調というこれまでの評判を裏切っていない。
先週1週間で、ダウ工業株30種平均(NYダウ)は3%、S&P500指数は3.9%、ナスダック総合指数は3.8%低下した。
今回の下落は2月初めと同程度なものの、全般的に良好な決算発表が助けになっているとは思えない。今回の決算発表に対する期待は高かったが、
株価下落のプラス面はバリュエーションの低下だ。S&P500指数の予想株価収益率(PER)は、BCAデイリー・インサイトによると9カ月前の18.8倍から15.6倍へ低下した。
ただ、市場の押し目買いができる買い手がいるか否かは、別の問題だ。
JPモルガンは、ノンバンク投資家についても株式の配分が金融危機以降の最高になっていると判断している。同社のチームは、「後ろ向きのモメンタムとセンチメントによって、リアルマネーの機関投資家も売りを余儀なくされれば、株式市場に対するさらなる下振れ要因を意味する」と警告する。
良いニュースとしては、31日(水)がハロウィンで、今月の恐怖も終わりが近づいている。翌週の11月6日(火)は中間選挙の投票日となる。何にも増して、売りはいつかは終わるだろう。



