“価格を超えた価値”を持つ一本を選ぶ、見識

中堅ブランドの腕時計には、実は“知る人ぞ知る名品”が数多くある。審美眼や見識を感じさせる一本を着けこなそう。

ブランドよりも実質を重視して賢い時計選び

“価格を超えた価値”を持つ一本を選ぶ、見識(左)ジャズマスター オープンハート
機械式時計の心臓部、時を刻むメカニズムの動きが12時位置の窓から楽しめる「オープンハート」機構を搭載。しかも約80時間というロングリザーブ性能も兼ね備える。SS、ケース径40㎜、自動巻き。11万4480円
(右)イントラマティック オートクロノ
1968年に発売された伝説的な手巻きクロノグラフ。通称”パンダダイヤル”と呼ばれる白黒の文字盤とスタイルを、誕生50周年を機に忠実に復刻したクラシックな逸品。SS、ケース径40㎜、自動巻き。28万800円

 誰もが知っている、誰もが憧れる頂点ブランドの定番モデルを選ぶことは、お金はかかるが間違いのない選択といえる。

 しかし、もしあなたが「お金はできるだけ有効に使いたい」「ブランド名より、きちんとその価値を見極めて時計選びをしたい」と考えているなら、歴史のある中堅時計ブランドの製品にぜひ目を向けてみることをお勧めしたい。

 なぜなら、頂点ブランドの定番モデルと同様に飽きのこないデザインで、しかも“価格を超えたバリュー”のある腕時計が、数多く「発見」できるからだ。

 しかもそうしたモデルは、ここ数年の間に驚くほど増えている。

 その理由は、機械式時計の再評価をきっかけに1990年代に始まり、世界中に拡大した時計ブームが一段落し、時計ブランドがサバイバルの時代に突入したから。価格にふさわしい価値が厳しく問われるようになったからだ。

 そんなモデルを着けることは、あなたが確かな見識の持ち主であることの、何よりの証明にもなる。

●問い合わせ先
ハミルトン/スウォッチ グループ ジャパン
http://www.hamiltonwatch.com/ja
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