本来の生前対策とは相続争いを防ぐこと
司法書士
福嶋達哉
同志社大学卒業。2005年司法書士登録。弁護士、税理士と共に各種セミナー、相談会実施多数。法テラス登録相談員。神戸商工会議所会員。
ウィル綜合司法書士事務所は、神戸市を中心とした兵庫県全域で、相続・贈与等の個人案件を中心に相談業務を行っている。相続・贈与に関する年間相談は300件を超える。
同事務所は、顧客の立場に立ち、一緒に考え、行動することを理念とし、地域に根差した町の法律家になることをミッションとしている。
一般的な相続生前対策というと、節税が中心となることが多いが、福嶋達哉代表は、生前対策=節税対策ではないと語る。
「本来の相続対策の目的を見失っているケースがよく見受けられます。ご相談者の中にある想いを汲み上げ、それをどう明確にするかが最も大切であると考えています。専門家にありがちな知識や手続き制度の押付けをするのではなく、納得いくまで話し合い、一緒に考え、最良の方法をご提案いたします」
本来の生前対策とは、自分が亡くなった後のことを考え、家族の将来の幸せを願い、相続争いに発展することを防ぐことであるという。
家族信託の仕組みも納得がいくまで説明
老後の財産管理や相続対策の新しい手法として各種メディアにも取り上げられ注目されているのが、「家族信託」である。家族信託制度を利用することで、今までは実現することが難しいと思われていた柔軟な財産管理が可能になる。
一方で、家族信託は遺言ほどには馴染みがなく、メリットやデメリットが分かりにくく敬遠する人が多いのも事実である。いざ自分の思いを形に変えようとしても、専門的な知識がなければ途方に暮れてしまう。
「家族信託の活用法については、司法書士などの専門家のコンサルティングを受けながら検討するのがお勧めです」と福嶋代表。
ウィル綜合司法書士事務所では、顧客が納得するまで説明したうえで、プロとして確実・迅速なサービスを提供している。
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