セカンドオピニオンの活用を推し進める
風神(かぜかみ)正典
和歌山県出身、同志社大学商学部卒業。1987年税理士登録。一般企業・会計事務所勤務を経て税理士事務所開業。中小企業の総合的な支援に努める。
地元和歌山を中心に大阪、奈良なども営業エリアとして活動しているのが税理士法人風神会計事務所である。
一般企業のほか、医療機関、介護・福祉機関、農業法人なども顧客に持ち、税務会計とコンサル業務に携わる。
少子・高齢化が進み、激変の時代に対応を余儀なくされている中小企業への総合的な支援を目指し、併せて経営者や社員の相続手続き、資産運用など個人の範囲まで幅広くサポートしている。
和歌山、奈良はセカンドオピニオンの活用が進んでいないこともあり、風神会計事務所では、顧問税理士を変更することなく、税務・会計・労務・経営等についてアドバイスが受けられるサービスを実施している。
また、高齢化の進行と若い人の地元離れも地域の悩みとしてある。子どもが仕事の関係で県外や離れた場所に住み、親の一人暮らしや施設への入居などが増加しているという。
「高齢化が進むことにより認知症発症の可能性が高くなるため、現況の資産運用などや将来の相続対策のためにも、早い時期に遺産分割や民事信託等への取組み検討をお願いしています」と風神正典代表税理士は語る。
早めの相続対策で顧客に余裕をつくりだす
相続業務にあたっては、独立した資産税部門があるため、確定申告手続きなどの繁忙期でも遅れることなく対応が可能だ。
また、複数の資産税に明るい国税OBと連携し、当事務所の資産税担当者とダブル対応で万全を期している。
さらに、遺産分割や生前の民事信託の事案では、専門性の高い司法書士と連携している。
風神代表は相続対策の対応についてこう語る。「早い時期での資産評価と納税予測を私たちが行うことで、お客様の作業時間が減少し、その余った時間を、遺産分割などの本来は時間をかけて検討しなければならないことに充てていただくよう、心掛けています」
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