後継者育成の相談にも積極的に対応
税理士
若林昭子
2003年税理士登録。法人化から15年を迎え、社名のとおり企業の成長と発展を支える羅針盤を目指す。
イタリア語で羅針盤を意味するコンパッソ。その名のとおり同税理士法人は、企業の成長と発展を支える羅針盤を目指して活動し、創業から45年、法人化から15年を迎えた。渋谷にある東京本社を中心に、川崎、川越、千葉流山、千葉旭、横浜青葉、練馬など9つの拠点を構え、230名体制で顧客とのネットワークを広げ続けている。
コンパッソの顧客は上場企業から、上場準備企業、老舗中小企業まで様々。法人の形態も一般企業から医療法人、社会福祉法人、公益法人、海外企業など幅広く、その数は3500社を超える。
相続においては、「もめない対策」「納税資金対策」「節税対策」を3本柱に掲げる。もめないための遺言書や民事信託の活用、納税資金確保のための生命保険の活用、さらに節税対策として、生前贈与の活用や相続財産の圧縮など複数の方法を提案している。
また、事業承継には「財産承継」と「経営承継」の2つがあるという観点から、自社株評価や事業承継税制の活用、生前贈与、家族信託などの財産承継プランニングと同時に、経営承継のための後継者育成の相談にも積極的に応えている。
社員の応用力育成のため研鑚の場を充実
コンパッソ税理士法人の最大の特徴は、顧客の広がりに応じて業務の幅を広げていった結果、いかなる難題に対しても総合力で対応可能になったことだ。税務会計だけでなく、組織再編や公益財団の設立、M&A、株式公開など、高度な案件にも対応できることが強みである。
「所員の成長が事務所の成長につながり、さらにはお客様の成長につながります」と語るのは若林昭子代表社員税理士である。
コンパッソでは、常に勉強し続けることを方針として、社内での全体研修、専門分野のグループ研修、講師を招いて行う研修のほか、社外での研修など、社員の研鑚の場を充実させている。これからの税理士は、基礎力だけでなく、どのような案件にも柔軟に対処できる応用力が必要だと考えるからだ。
代表が女性であるように、女性が多く活躍していることもコンパッソの特徴であり、サポート体制を充実させ、女性の特性を活かすことができる環境づくりにも力を入れている。
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