最も重視しているのはスピード感のある対応
税理士・公認会計士・M&Aシニアエキスパート
荻野博司
慶應義塾大学卒業。1978年税理士登録、88年公認会計士登録。長年培ってきたノウハウを結集した的確なアドバイスに定評がある。
シトラス税理士法人は、埼玉県を中心に首都圏の会社経営者や個人事業主、サラリーマンなど多様な顧客層を対象に、相続業務を提供している。
最も重視しているのは、「顧客にとって相続・贈与の最善の策を、スピード感をもって対応すること」と荻野博司代表は語る。
また、相続に関連した多面的な業務に対応するため、外部ブレーンが充実していることも強みだ。外部の司法書士、弁護士、不動産鑑定士、生命保険会社、建設会社、不動産会社、社会保険労務士などと連携している。
個人や中小零細企業から大企業まで40年にわたって相続・事業承継・M&Aの業務体験を積んでおり、それが現在の顧客へのアドバイスに大いに役立っているという。
申告業務では、オリジナルで作成した「相続税申告の必要手続のご説明」という小冊子を見ながら、顧客と担当者が申告までの具体的業務内容とスケジュールや、お互いの役割分担について確認してから作業に入る。つまり申告業務の標準化ができているのだ。
「故人の想い」を重視した多面的なアドバイス
荻野代表は、相続する財産には、有形財産の他に〝無形財産〟があるという。
「この無形財産(愛情・思いやり・責任感など)も、とても大切な相続財産だと思います。しかも無形財産には当然ですが課税されません。相続とはこの無形財産も加えた、財産の承継ではないでしょうか。だからこそ、残される家族の幸せを願う被相続人の想いが感じられ、子や孫たちのご家族の幸せが今後も続いていく相続がとても大切だと思っています」
そのために、生前贈与の検討や、遺言書の付言事項の中で家族への「想い」をメッセージとして伝えること、家族信託での親子の財産承継の意思表明を推奨している。
シトラス税理士法人は、「幸せな相続は、家族に幸せを運んでくる」をモットーに、相続業務全般において、「被相続人の想い」を重視した多面的なアドバイスを心掛けているのだ。
節税を考慮しながらも、残された家族が今後も幸せに暮らしていける対策がとても大切だと強調する。
荻野代表は「そばにあって、すっきり爽やか安心できる存在でありたい」と税理士としての理想のあり方を語った。
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