相続・事業承継対策は失敗が許されない大仕事
税理士
浅野 洋
1948年岐阜県生まれ。名古屋税務研究所所長、名古屋経済大学大学院非常勤講師、名古屋市経営アドバイザーなどを歴任。採決例研究グループ「名三会」事務局長。
これまで数多くの企業経営者の相続支援を行ってきたしんせい綜合税理士法人の浅野洋代表は、次のように指摘する。
「オーナー経営者にとって相続・事業承継への取り組みは、失敗が許されない最後の大仕事といえます。特に、事業承継には事前の計画的な対策が不可欠です。事業の継承と資産の相続をスムーズに進めるためには長い時間が必要となります」
相続・事業承継をめぐるわが国の法律は「富の再分配」という観点からこれまで築き上げてきた資産に対して相当の相続税課税が行われる。オーナー経営者の場合は自身が保有する自社株式について相続税の評価形式に則って課税額が決まり、多額の税負担を強いられるケースも少なくない。「多くの財産が相続を経るたびに納税資金などとして消えていってしまう現実があります。信頼できる専門家をパートナーに迎えて早めの取り組みを進めることで、相続に伴う負担の軽減が図れます」と浅野代表は語る。
分かりやすく丁寧な説明納得できる相続対策に
しんせい綜合税理士法人のモットーは、顧客の安心・安全とリスクの最小化。浅野代表は、医療分野での「インフォームドコンセント」(医師が患者に対して病気の状況、治療方針などを詳しく説明すること)をたとえに、「これから相続・事業承継を乗り越えていかれるお客様に分かりやすく丁寧なご説明を心掛けています。お客様の状況に応じた相続税額の試算をはじめ、さまざまなシミュレーションを実施しています。お客様によって最良の相続対策をご提案いたします」と語る。
また、「専門家集団でなければならない」という使命感を持って顧客ニーズに対応するための万全のサポート体制を構築している。専任担当として最新の相続実務に精通する税理士を配置。さらに、弁護士や不動産鑑定士、司法書士などと緊密な業務提携を行い、柔軟で質の高いサービスを提供している。
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