7人の税理士が豊富な経験を生かす
北陸会計の谷久夫代表は税理士の道に入って30年余の大ベテラン。能登に事務所を構え、銀行勤務の経験を活かしながら、顧客第一主義を掲げ続けるうちに、金沢、能登、輪島、越前に4つの拠点を持つようになった。相続についての年間相談件数は金沢本店だけで100件を超えた。これは地域内ではトップクラスといって過言ではない。
在籍している税理士は7人。他に1人の中小企業診断士と、相続診断士が4人おり、クライアントの要望に対してワンストップで対応できる体制を整えている。もちろん税理士は経験豊富な手練れの人材ばかりだ。元国税局部長、元税務署長もおり、相続税対策に関する多角的な提案を行なっている。
「私たちは3ヶ月に1度のペースで相続手続きの相談会を開催しています。それとは別に各種セミナーを主催しており、参加者が経営者の立場で経営を実感できるマネジメント・ゲーム(MG)も好評です。MGは事業承継のトレーニングになります」と谷久夫代表は語る。
税理士だから提案できること
近年、注目が集まっている家族信託については、全メンバーをあげて普及に取り組んでいる。比較的新しい制度である家族信託は、まだ金融機関サイドでも対応しきれていないところがある。そういった外部に対しても積極的に意見し、銀行を巻き込んでの制度活用を働きかけているところである。
家族信託は不動産を扱うことが多く、司法書士が主体になると思われがちだ。しかしだからといって税理士が関与しないわけではない。税理士と司法書士がうまくジョイントすれば、総合的な家族信託サービスの提案が可能となる。「税理士の知見が加われば、やっかいな二次相続の財産管理を見据えたプランが立てられます。ぜひ私たちに相談してください」(谷久夫代表)
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