世界有数のサイバーセキュリティ先進国、イスラエルのセキュリティ製品の取り扱いと技術サポートをしているのが、インテリジェント ウェイブだ。もはや完全には防御しきれないサイバー攻撃にどのように立ち向かえばいいのか。攻撃者を囮情報であぶりだし、攻撃を防止する製品など、同社が提供する先進的ツールにその答えがある。
"攻撃を受けること"を
前提とした対策が必須
インテリジェント ウェイブ
セキュリティソリューション本部長
サイバー攻撃はもはや防御し切れない状況になっている。攻撃ツールの改変や組み合わせによって、防御・検知されないように日々高度化しているからだ。しかも、攻撃者は個人からエコシステムが確立された組織的活動へと移り変わっている。このため、現在のサイバーセキュリティについて、手塚弘章本部長は次の点を指摘する。
「防御を回避する新たな手口を次々と繰り出してくる攻撃を、完全に防御するのは無理ですから、“攻撃を受けること”を前提とした対策が必須です」
では、具体的にどうすればいいのか。
「攻撃自体が成立しない環境を作り出す『攻撃の無効化』や、進行中の隠れた脅威を検出したり侵入者の行動をリアルタイムに検知する『事前対策の拡充』、攻撃事実を確実に検出し、分析と対応を迅速化する『確実な事後対策と迅速な対応』という三つの対策が求められます」(手塚本部長)
そうした対策ができるセキュリティ製品を数多く開発しているのが、国家戦略としてサイバーセキュリティに力を注ぐイスラエルの企業だ。強力な軍事力を持ち、世界屈指のサイバー軍も保有するイスラエルでは、軍で培った技術の民間への転用も進んでいる。その特徴はズバリ、攻撃者の目線で作られたセキュリティだ。
手塚本部長は同国を年に数回訪問し、最先端のセキュリティ製品をチェック。その中から、特に優れた先進的なサイバーセキュリティ製品と技術サポートを日本企業に提供している。