航空会社にとって、航空機の安全運航は何よりも重要な使命だ。その使命を果たすべく、各社はさまざまな取り組みを行っているが、その主要な活動の一つが客室乗務員(CA)に対する安全訓練である。
北海道と本州を結ぶ航空便を運航するAIRDO(エア・ドゥ)でも、CAに対する研修の成果を高めることに注力してきた。
しかし、訓練に実機を使える機会は限定される上、自前の訓練センターを持たず、他社の施設を借りて訓練を実施しているAIR DOは、より臨場感の高い訓練を行う機会を設けることを課題としていた。
この課題の解決策として番平氏が目を付けたのが「仮想現実(VR:Virtual Reality)技術」の活用である。「これまで紙ベースで運用してきた訓練コンテンツを、VR化することで、地上訓練の臨場感を高め、実機訓練の効果もより高められるのではないかと考えたのです」(AIRDO運送本部の番平智客室部長)検討の結果、2018 年12月、NTT コミュニケーションズの支援を受けVRコンテンツの導入に至った。
だが、前例のないCA向け研修コンテンツのVR化は、初めての作業の連続だった。AIRDOとNTTコミュニケーションズは、どのようにしてVR研修コンテンツを開発し、実際の研修で成果を挙げるようになったのか。その詳細は下記の資料をダウンロードしてご覧いただきたい。研修の効果を高めたい企業の人事部門、現場部門の担当者やマネジャーにとって有意義なヒントを与えてくれることは間違いないだろう。
「仮想現実ソリューション(VR 研修)」導入事例 AIRDO(エア・ドゥ)
航空機の安全運航が絶対の使命!
実機に近い体験が可能な仮想現実研修により
客室乗務員の安全訓練の効果を向上
<主な内容>
・実機訓練前の学習の効果を高めるために
研修コンテンツのVR化を検討
・NTT コミュニケーションズの支援を受け、
短期間で一気にVR コンテンツを制作
・研修の効果
[実際の機内映像による確認で研修の理解度が向上]
・NTTコミュニケーションズのVRコンテンツ導入の支援体制