チョイスホテルズジャパンが展開する「コンフォート」ブランドは、
2018年5月に全室禁煙化を達成し、まもなく1年を迎える。
無料の朝食や快眠へのこだわりに加え、バランスの良い安定したサービスがさらに向上、
ビジネスや観光の拠点として宿泊客に快適な空間を約束している。
「コンフォート」は、ホテル軒数世界第2位(※出典元:worldatlas)の「チョイスホテルズインターナショナル」が展開するブランドであり、日本国内では「コンフォートホテル」「コンフォートイン」「コンフォートスイーツ」の3ブランドを全国に63店舗(約1万室)展開している。
その「コンフォート」の大きな特徴は、全室禁煙化を実現していることにある。2016年から取り組みを進め、18年5月31日の「世界禁煙デー」を機に"全室禁煙ホテル"に生まれ変わった。
「サードハンドスモーク
(三次喫煙)」対策も万全
チョイスホテルズジャパンの村木雄哉社長は、全室禁煙化の理由について、「禁煙は世界的に大きな関心事であり、北米のコンフォートブランドのホテルは、16年7月までに全館禁煙になっています。日本でも禁煙に対する関心が高くなり、20年の東京オリンピック・パラリンピックの開催で、訪日外国人のお客さまの増加も見込まれることから、全ホテルの全室禁煙化に踏み切りました。
当社が調べた限りでは、全国50軒以上の規模を展開する国内のホテルとしては先駆的な取り組みであり、これによって受動喫煙などの問題も解消され、全てのお客さまにより快適な時間を過ごしていただけるようになりました」と語る。
受動禁煙に関しては、今たばこの煙の残留物から有害物質を吸引してしまう「サードハンドスモーク(三次喫煙)」が懸念されている。同ホテルでは全室禁煙化に当たり、喫煙ルームの壁や天井、カーペットやいす、エアコンの洗浄を実施。徹底したクリーニングによって、全室をクリーンな環境で提供できるようになった。
喫煙者に対しては、喫煙コーナー(屋外・敷地内)へ案内することで喫煙者への配慮も実現。「もともと禁煙室を予約されるお客さまが多かったのですが、全室禁煙になって以来、女性のお客さまやファミリーでのご利用が増えています。喫煙するお客さまでも、臭いのないクリーンな部屋を希望する方が多いため、好評を頂いています」(村木社長)