バハルダールは雨季の終わりの10月に訪れるべき
ゴンダールはラリベラよりはずいぶん都会で、空港にはタクシーが待っており、道路もちゃんと舗装されている。
ホテルに着いたあと、世界遺産のゴンダール城を訪れようと300ブル(約1200円)でトゥクトゥク(オート三輪タクシー)を頼んだ。
すでに午後4時を過ぎていたが、城にはやはり公認ガイドが待っていて、それ以外の主要な観光地2つを含めて1300ブル(約5200円)で案内してくれるという。翌日の午前中に行こうと思っていたのだが、なんとなく断り切れずに任せることにした。
ガイドは私が雇ったトゥクトゥクドライバーと交渉して、宗教画で有名なダブラ・ブラハン・セラシエ教会と、巨大な沐浴場があるファシリデス王のプールにも連れて行ってくれた。
なにも知らない観光客がゴンダール城に来ると、この3つをまとめて案内するのが定番のコースになっているようだ。別々に行くのはけっこう大変なので、たしかによくできている。若いトゥクトゥクドライバーは、あちこち連れまわされたにもかかわらず追加料金を請求しなかった。
世界遺産ゴンダール城 (Photo:@Alt Invest Com)
宗教画で有名なダブラ・ブラハン・セラシエ教会 (Photo:@Alt Invest Com)
天使が描かれたダブラ・ブラハン・セラシエ教会の天井 (Photo:@Alt Invest Com)
ファシリデス王のプール。ティムカット祭には水が張られ、大勢の若者が飛び込む (Photo:@Alt Invest Com)
ゴンダール観光が初日で済んだことで、翌日は余裕をもってバハルダールに向かうことができた。地図で見るとハイウェイで170キロほどで、せっかくなので青ナイルの源流にあるブルーナイルの滝にも寄ることにした。
バハルダールからアディスアベバへの便が夜8時なので、ゴンダールを昼過ぎに出ればいいかと思ったら、電話で話したガイドは「そんなのではぜんぜん間に合わない」という。半信半疑で午前10時出発にしたのだが、実際に行ってみてその理由が分かった。バハルダールからブルーナイルの滝までは30キロほどだが、その間はずっと舗装されていない悪路なのだ。
片道1時間以上かけ、ボートで川を渡り、そこからさらに20分ほど歩いてようやく滝にたどりつく。それが下の写真だが、こんなに苦労したのに、雨期の始まりでもっとも水量が少ない時期だとのことで、わずかしか水が流れていない。
電力開発で上流に2つのダムがつくられて水量は減ったものの、雨期の終わりの10月にはこの全体が滝になるという。旅のコスパを考えれば、訪れる時期を考えた方がいいかもしれない。
ブルーナイルの滝。雨期の始まりで水量が少ない (Photo:@Alt Invest Com)
バハルダールはエチオピア最大の湖であるタナ湖の湖畔にある。高級ホテルもいくつかあるので、ここでもう1泊してもよかった。湖の島にはエチオピア正教の教会や修道院があり、午前中ならクルーズで訪れることができる。
ゴンダールからバハルダールまでは、丸1日車を借り切って300ドル+雑費1500ブルだった。
青ナイルの源流タナ湖 (Photo:@Alt Invest Com)



