橘玲の世界投資見聞録 2019年5月23日

エチオピアを観光するなら「公認ガイド制度」を活用して
ぜんぶ任せておくと快適な旅行ができる!
【橘玲の世界投資見聞録】

バハルダールは雨季の終わりの10月に訪れるべき

 ゴンダールはラリベラよりはずいぶん都会で、空港にはタクシーが待っており、道路もちゃんと舗装されている。

 ホテルに着いたあと、世界遺産のゴンダール城を訪れようと300ブル(約1200円)でトゥクトゥク(オート三輪タクシー)を頼んだ。

 すでに午後4時を過ぎていたが、城にはやはり公認ガイドが待っていて、それ以外の主要な観光地2つを含めて1300ブル(約5200円)で案内してくれるという。翌日の午前中に行こうと思っていたのだが、なんとなく断り切れずに任せることにした。

 ガイドは私が雇ったトゥクトゥクドライバーと交渉して、宗教画で有名なダブラ・ブラハン・セラシエ教会と、巨大な沐浴場があるファシリデス王のプールにも連れて行ってくれた。

 なにも知らない観光客がゴンダール城に来ると、この3つをまとめて案内するのが定番のコースになっているようだ。別々に行くのはけっこう大変なので、たしかによくできている。若いトゥクトゥクドライバーは、あちこち連れまわされたにもかかわらず追加料金を請求しなかった。

世界遺産ゴンダール城        (Photo:@Alt Invest Com)
宗教画で有名なダブラ・ブラハン・セラシエ教会           (Photo:@Alt Invest Com)
天使が描かれたダブラ・ブラハン・セラシエ教会の天井        (Photo:@Alt Invest Com)
ファシリデス王のプール。ティムカット祭には水が張られ、大勢の若者が飛び込む            (Photo:@Alt Invest Com)

 

 ゴンダール観光が初日で済んだことで、翌日は余裕をもってバハルダールに向かうことができた。地図で見るとハイウェイで170キロほどで、せっかくなので青ナイルの源流にあるブルーナイルの滝にも寄ることにした。

 バハルダールからアディスアベバへの便が夜8時なので、ゴンダールを昼過ぎに出ればいいかと思ったら、電話で話したガイドは「そんなのではぜんぜん間に合わない」という。半信半疑で午前10時出発にしたのだが、実際に行ってみてその理由が分かった。バハルダールからブルーナイルの滝までは30キロほどだが、その間はずっと舗装されていない悪路なのだ。

 片道1時間以上かけ、ボートで川を渡り、そこからさらに20分ほど歩いてようやく滝にたどりつく。それが下の写真だが、こんなに苦労したのに、雨期の始まりでもっとも水量が少ない時期だとのことで、わずかしか水が流れていない。

 電力開発で上流に2つのダムがつくられて水量は減ったものの、雨期の終わりの10月にはこの全体が滝になるという。旅のコスパを考えれば、訪れる時期を考えた方がいいかもしれない。

ブルーナイルの滝。雨期の始まりで水量が少ない (Photo:@Alt Invest Com)

 

 バハルダールはエチオピア最大の湖であるタナ湖の湖畔にある。高級ホテルもいくつかあるので、ここでもう1泊してもよかった。湖の島にはエチオピア正教の教会や修道院があり、午前中ならクルーズで訪れることができる。

 ゴンダールからバハルダールまでは、丸1日車を借り切って300ドル+雑費1500ブルだった。

青ナイルの源流タナ湖            (Photo:@Alt Invest Com)

作家・橘玲の切れ味鋭い見解が毎週届く!
有料メルマガの
無料お試し購読受付中!
お試しはこちら

海外投資必勝マニュアル&本

海外投資のノウハウが凝縮! ここで紹介しているコンテンツ、書籍はすべて、ネットから購入が可能です。さらに「海外投資実践マニュアル」は「海外投資を楽しむ会」の会員になれば割引価格で購入可能です。

作家・橘玲のディープなメルマガ
発売即重版決定! 橘玲の最新刊【幸福の「資本」論】発売!
橘 玲(Tachibana Akira) 作家。1959年生まれ。早稲田大学卒業。「海外投資を楽しむ会」創設メンバーのひとり。著書に『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』『(日本人)』(幻冬舎)、『臆病者のための株入門』『亜玖夢博士の経済入門』(文藝春秋)、『黄金の扉を開ける賢者の海外投資術』(ダイヤモンド社)など。
橘玲×ZAiONLINE海外投資の歩き方
作家・橘玲がメルマガ配信を開始!
subcolumn下影

ページのトップに戻る

本WEBサイトに掲載している全ての記事およびデータについて、その情報源の正確性・確実性・適時性を保証したものではありません。本サイトの提供情報を利用することで被った被害について、当社および情報提供元は一切の責任を負いませ ん。万一、本サイトの提供情報の内容に誤りがあった場合でも、当社および情報提供元は一切責任を負いません。本サイトからアクセス可能な、第三者が運営するサイトのアドレスおよび掲載内容の正確性についても保証するものではなく、このような第三者サイトの利用による損害について、当社は一切責任を負いません。また、併せて下段の「プライバシーポリシー・著作権」もご確認ください。