デジタルトランスフォーメーション(DX)は今や、多くの企業にとって主要な経営課題となっている。しかし、デジタルの力で何をするのかを模索する段階にとどまっている企業が多いのが実情だ。DXを成功に導くためには、経営陣が描いた戦略を実行できる人材の確保と育成が大きな鍵となる。

必要な人材の定義から人材マネジメントの仕組みまで
一貫性を持たせることが重要

 将来への成長に向けてどのようなデジタル戦略を描いているのか。投資家からも顧客からも、そして社内からも経営者がそれを常に問われる時代となった。

 デロイト トーマツ コンサルティングによれば、DXを実現するためには以下の5項目を検討する必要がある。

 グループのデジタル戦略を描き、「どこで戦うのか」「どのように勝つのか」を検討するのは非常に重要だ。ただ、日本ではこれらを模索するステージで足踏みをしている企業が多い。それが、海外先進国に比べてDXが遅れていると指摘される要因だ。

 模索するステージから、DX推進組織の立ち上げ、既存事業とのコラボレーション、そして会社全体へのDX拡大とステップアップしていくためには、DX戦略を実行できる人材の確保と育成が大きな鍵となる。

 そうしたDX人材をどのように定義し、採用・評価・人材開発を含めてどのような仕組みで管理していくのか。いわば、DX人材マネジメントとでも呼ぶべき仕組みの構築が、このデジタル化の時代に求められている。

 DX人材とは、データサイエンティストやソフトウエアエンジニアなどテクノロジー人材だけを意味するものではない。既存の事業部門を巻き込み、変革をリードできる人材も欠かせない。

 そのようなDX人材の確保・育成をどのように進めていくべきか。それをテーマに、デロイト トーマツ コンサルティング執行役員の小野隆氏と同シニアマネジャーの田中公康氏が講演した内容をコンパクトな資料にまとめた。ぜひダウンロードして、貴社のDXに役立てていただきたい。

(この資料のダウンロード期間は終了いたしました)