「とかく初期コスト(ポンプの本体価格や設置費用)が重視されがちですが、それはポンプの所有者コスト全体の5~10%にしか達していません。ランニングコストの負担のほうがはるかに重いのですが、あまり意識されていないのが実情です」(井上マネージャー)
※グルンドフォスポンプ調べ

 もともとポンプは耐久性が高いことから、致命的な故障が発生しない限り、数十年前に取り付けた製品を依然として使用しているケースも多い。最近の製品と比べれば、はるかに消費電力が高くてムダが多いことは、シロウトでも容易に想像がつくだろう。だが、けっしては安くはないものであるだけに、交換によってどれだけの省エネ効果が得られるのかを明確な数字で確認したいところだ。すると、井上マネージャーはこう語る。

 「当社ではその省エネ効果を実感していただくために、09年から日本でも本格的に『ポンプ省エネ診断』というサービスを開始しました。これは、既設ポンプの運転状況を実測調査し、その結果を詳細に分析したうえで、お客様ごとに最適なソリューションをご提案するサービスです」

プロによる「ポンプの診断」で
節電などの効果をチェック

独自の測定器セットを用いて既存のポンプの運転状況を実測調査し、グルンドフォス製品に交換した場合に得られる省エネ効果をシミュレーション。写真は、流量、昇・降圧力、消費電力の測定風景。約2割が受注に至るのは、それだけ省エネ効果が高いからこそ

 本来、これは有償のサービスだが、日本全体で節電に対する意識が高まっていることも踏まえて、現在はあえて無償で実施中とのことだ。設備の規模によって異なるが、最短で即日、長くても2~3週間で分析結果が判明するという。

 「09年は16件実施にとどまりましたが、10年は134件、11年は426件と、診断の申し込みが右肩上がりで急増しています。そして、そのうち2割程度のお客様から実際にご採用いただきました。すべての提案(705件)の省エネ効果は年間1350万kWh/時間で、金額ベースでは、年間約1億8900万円(kWh当たり14円換算)に達します」(井上マネージャー)

 実際にポンプ診断の受け、提案されたポンプを導入したところ、年間750万円も電気代削減を実現した事例もあるという。

 もしかして、自社設備や自分たちがいるオフィスビルのポンプも電気をいたずらに浪費し続けているのでは……? このように思い当たった人は、さっそく診断を申し込み、きちんと数字で確認してみるのが最善だろう。

*ポンプの管理者様にお申込みいただくサービスです。オフィスビルなどで気になるポンプがある方は、まずはこのサービスを管理会社、管理組合などにご紹介ください。

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