理想のライフスタイルに合わせて
リフォームプランを提案

子育て中の女性社員による
新ブランドを立ち上げる

　ホームテックのもう一つの特徴は、女性の活躍だ。同社のオーダーメードのブランドである「entrie（エントリエ）」では、主に女性スタッフが設計営業を担当する。京王線・聖蹟桜ヶ丘駅前にある“エントリールーム”は、テーマパークの趣で見学者を迎える。

施工品質にもこだわり、リフォームでは まだ一般的ではない“未来基準”を提案する

　入り口にはブランドコンセプトを画像で紹介する「はじまりの部屋」があり、リノベーション後の暮らしを具体的にイメージできる2タイプの部屋が用意され、同社が“未来基準”として導入している耐震・制震基準や温熱環境などを展示するスペースがある。

　ここを見学した藤沢代表、「スタッフの皆さんが、会社の仕事というより“自分ゴト”として思いを込めて説明してくれたのが印象に残りました。本来、家造りの主役は女性。その女性の目線を、丁寧に拾い上げてくれるスタッフの存在は心強いですね」。

共感力の高い女性スタッフを 積極的に登用、快適なキッチンの 提案には定評がある

　同社ではさらに今夏、子育て中の女性社員によるリフォームブランド「WAKATTE（ワカッテ）」を新たに立ち上げる。「新ブランドの目的は、暮らしを支える女性たちの思いに寄り添い、細やかな要望を実現すること。共感力の高い女性スタッフが家庭目線にプロ目線を重ね、主婦が暮らしやすいリフォームを提案したい」と高橋社長は意気込む。