業務最適化や意思決定の迅速化など、大きな効果が期待できるERP(Enterprise Resources Planning、基幹系情報システム)。実際にパッケージ導入するとき、企業はどんなポイントに注意しているのだろうか。
企業経営の基本となる資源要素を分配するERPは、業務最適化や意思決定の迅速化、データ活用など、ビジネスにおいて多様な役割を果たす。しかし、その導入・運用には課題を感じている企業も少なくない。
そこで、ビジネスに求められるIT系のサービスをフルラインアップで提供するSCSKは、インターネットメディア「ビジネス+IT」の協力のもと、ERPパッケージ導入に関する調査を実施した。
売上100億円以上の企業に勤めるビジネスパーソンを対象にした本調査によると、約80%の企業がERPパッケージの導入価値を認めているものの、「導入しているが別のERPパッケージを検討している」(10.1%)と答えており、導入に課題を抱えている企業も少なくはないようだ。
また、「ERPパッケージを導入またはリプレースする際に、重要視する要件は何か」と尋ねたところ、「カスタマイズ費用を含めた導入時に必要な初期コスト」(62.3%)や、「運用に携わる人的資源と、それに伴うコスト」(55.8%)など、コスト面に関する懸念が上位を占めた。
下記から無料ダウンロードできる資料には、このようなERPパッケージ導入に関する企業の実感が分かるアンケートが記載されている。費用面で落とし穴となるポイントや、そうした“隠れコスト”がかからないERP「ProActive」に関する紹介もある。ERPパッケージ導入を検討中の企業、導入中のERPパッケージに不満を感じている企業にとって、現状のリサーチにも役立つだろう。