労働人口の急激な減少で、人手不足に悩む企業は多い。求人を出してみても、望むような人材は他社との取り合いになり、かなりのコストをかけないと獲得できない。そこでお薦めしたいのが定型業務を自動化するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)だ。社内のあちこちに存在する定型業務を自動化していけば、人間らしい、創造的な業務に集中でき、残業時間の減少も期待できる。RPAでどのような業務を自動化でき、どのような効果が期待できるのかを説明しよう。

 現在、一般的な職場で働く従業員は、同じ手順で繰り返す手作業に約10~20%の時間を費やしているという調査結果がある。こういう作業は自動化に向いている。例えば、日報の作成。スケジューラーから当日のスケジュールデータを自動的に引き出して、ファイルに貼り付けてくれれば、日報は半分完成したようなものだ。

 また、銀行窓口業務も自動化できるものが多い。ローンの申し込み書類を作成し、上司がそれをチェックして承認するという業務も、申込客に最低限の必要事項を記入してもらうだけで済む。音声認識を活用すれば、必要事項を記入する手間すら不要になり、スピードが上がる。さらに、ローンの審査も自動化可能だ。申込客のこれまでの取引履歴や勤務先、年収などさまざまなデータを機械学習で分析すれば、承認業務を自動化できる。人間の判断では常に一定の基準を保つのは難しいし、悩んで承認に時間がかかってしまうこともあるだろう。しかし、自動化すれば速く正確な承認が可能になるのだ。

 冒頭で述べたように、一般的な職場で働く従業員は定型業務に約10~20%の時間を費やしている。しかし、例として挙げたような業務を自動化していけば、従業員は年間で6~9週間の労働時間を節約できるようになるという。定型業務は機械に任せ、空いた時間は創造的な業務に費やすことができるようになる。残業時間も減らせるだろう。

 また、RPAで業務を自動化することで間違いをなくすことができるという効果もある。RPAでは、人間が決まった手順で繰り返している作業を100%間違いなく再生する。会計や財務、金融、医療など、書類や手続きのちょっとした間違いが大きな問題につながる仕事には、積極的にRPAを導入すべきとさえ言えるのだ。

 しかし、RPAを本格的に導入している企業はまだまだ少ない。調査によると、RPAを導入して50種類以上のソフトウェア・ロボット(業務を自動的に処理するプログラム)を実際に稼働させている大企業はわずか3%だという。多額の予算を使える大企業でも3%なのだから、中小企業ではほとんど導入が進んでいないと言っていい。これは、競合他社を出し抜いて優位に立つ大きなチャンスとも言える。以下の資料を、ぜひあなたの会社で生かしてほしい。

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インテリジェントなデジタルワークプレイス
ビジネスリーダーのためのRPAガイド


<主な内容>

・一般的な企業で働く従業員は、同じように繰り返す定型作業に約10~20%の時間を費やしている。

・定型作業をRPAで自動化することで、従業員は人間らしい、創造的な業務に集中できる。

・RPAで業務を自動化することで、間違いをなくすことができる。金融など、間違いが許されない業種では積極的にRPAを導入すべき。

・RPAを本格的に導入している大企業はわずか3%。競合他社を出し抜くチャンス。

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