リストは、ポートモレスビー証券取引所(POMSoX)の公式サイトで発表されている登録銘柄で、★印はオーストラリア証券取引所(ASX)との重複上場銘柄です。つまり、パプアニューギニアの経済成長を予測し、かつ★印の銘柄で事足りるなら、わざわざパプアニューギニアに口座を開設しなくても良いということになります。
太平洋戦争の激戦地でもあるニューギニアには各地に戦争の傷跡が残っている。撮影は1998年。(Photo:木村昭二)が、それではフロンティア投資家として納得できませんし、島や未舗装路の多い同国の移動には欠かせないパプアニューギニア航空(CGA)や、国民所得の増加に伴い成長が期待できるサウスパシフィック商業銀行(BSP)、ココアやパーム油を生産するニューギニアアイランド物産(NGP)、全土に29店舗を展開するドラッグストアのシティファーマシー(CPL)などパプアニューギニア色の強い銘柄は、ポートモレスビー証券取引所でないと買えません。

リスクとリターンは背中合わせと言います。命の危険を負ってもポートモレスビーに行くべきか、行かざるべきか――。同国経済と投資の可能性については調査を継続していきます。乞うご期待!
(構成/渡辺一朗)
<取材・執筆>
木村昭二(きむら・しょうじ)
慶應義塾大学卒業。複数の金融機関、シンクタンク等を経て現在はPT(終身旅行者)研究家、フロンティアマーケット(新興国市場)研究家として調査・研究業務に従事。日本におけるPT研究の第一人者。



