対面証券の長所を生かしたIFA支援サービス

提案力にさらに磨きをかけ
顧客満足度の向上を図る

あかつき証券
工藤英人
代表取締役社長

　当社は2014年からIFA支援サービスを始めましたが、18年ごろから業績が拡大してきました。IFAの認知度向上や金融機関を辞してIFAとして独立するケースの増加、当社の独自性の高いサービスの浸透などが要因として挙げられます。

　20年3月期の営業収益は前期比約1.5倍の約51億円と大幅な増収に。さらに今期（21年3月期）は前期比約2倍の100億円程度を見込んでいます。また、この間（19年3月期から21年3月期にかけて）のIFA部門の営業収益は、およそ12倍となる見通しです。

　IFA支援サービスで大切なのは、IFAとそのお客さまの多様なニーズを把握し、しっかりと応えていくことです。そのため、対面営業で長年培ってきた提案力にさらに磨きをかけ、顧客満足度の向上を図っていくこと、販売者目線ではなく、常にお客さま目線であることが重要であると考えています。ITインフラについても、利便性の向上を図り、お客さま目線での開発を継続していきます。

　日本におけるIFAビジネスはこれから大きく成長していくでしょう。当社では今後もIFAの方々とそのお客さまから選ばれる証券会社を目指し、当社ならではのサポートサービスとITインフラの強化に取り組んでいく方針です。