新型コロナウイルスは、人々の働き方を大きく変えた。こうした大きな環境変化の中で、これからの「人事マネジメント」はどうあるべきなのか。日本マクドナルドがコロナ禍で実践した人事の取り組みを紹介するとともに、ニューノーマル時代の働き方における人事課題を探る。
ニューノーマルの時代を見据えた
人事マネジメントの3つの課題とは?
市場環境の変化に伴うニーズをくみ取ることで、コロナ禍においても業績を伸長させている日本マクドナルド。新型コロナの感染が拡大する中、店舗に対し人事として4つの取り組みを実践してきた。また、緊急事態宣言が発出された「ステージ1」、緊急事態宣言が解除された「ステージ2」、コロナが収束した「ステージ3」という3つのフェーズに分け、各フェーズにおけるワーキングポリシーを定め、それを実践している。
それを主導してきた日本マクドナルド人事本部上席執行役員チーフ・ピープル・オフィサーの落合亨氏は、ポストコロナを見据え、「私たちが早急に対応するべき、フレックスワークスタイルに関する課題が3つある」と話す。
1つ目は、クオリティカンバセーションをベースにしたパフォーマンス&キャリアディベロップメントマネジメント。2つ目は、どこでも仕事ができる環境を整備するフレックスワークプレイス。そして、3つ目がフレックスワークスケジュール、つまり、テレワークをさらに進めていくためにも、自律した社員を育成するためにも、社員への信用をベースとした勤怠管理システムの構築が必要になるということだ。
同社がコロナ禍で実践した人事の取り組み、ニューノーマル時代の働き方における3つの人事課題について詳しく紹介した落合氏の講演資料は、これからの人事マネジメントを考えるうえで大いに参考になるはずだ。
~日本マクドナルドのコロナ禍での取組事例とポストコロナの人事課題~
環境変化に伴うニーズを汲み取ることで、コロナ禍においても業績を伸長させている日本マクドナルド。本資料では、日本マクドナルド株式会社 人事本部 上席執行役員 チーフ・ピープル・オフィサーの落合亨氏の講演から、コロナ禍での人事の取り組み、ニューノーマル時代の働き方における人事課題などについて紹介する。
<主な内容>
・新サービスの導入によりコロナ禍でも業績が大きく伸長
・コロナ禍で実践した4つの人事の取り組み
・ニューノーマル時代のワークスタイルにおける3つの人事課題
・17万人の働き方を支えるHRDXとは