リモート環境のパソコンを標的型攻撃やランサムウェアから守るには

セキュリティ人財を
育てるオンライン学習

リモート環境のパソコンを標的型攻撃やランサムウェアから守るには日立ソリューションズ・クリエイト
藤本智子
デジタルトランスフォーメーション事業部
セキュリティビジネス本部
セキュリティビジネス推進センタ
技師

 標的型攻撃やランサムウェアなどサイバー攻撃の手口が巧妙化し、対策に苦慮する企業は少なくない。ランサムウェアに感染するとデータを暗号化されるだけでなく、窃取した情報の一部をインターネットに公開すると脅して高額な身代金を要求する手口もある。

 サイバー攻撃の被害が深刻化する中、「技術」面に加え、「人財」面でセキュリティ対策の強化が欠かせない。「サイバー攻撃対策は、企業の信用に関わる重要な問題です。攻撃の被害に遭わないためにも、セキュリティ人財の育成が喫緊の課題となっています」と藤本氏は強調する。

 人財育成に関わる人事や総務の担当者にとって、セキュリティ人財の育成が必要だと理解しても、どのように育てればいいのか分かりにくい。また、従業員も仕事が忙しくてセキュリティの学習時間が取れないといった声も聞かれる。

 そこで、日立ソリューションズ・クリエイトでは、セキュリティ人財の育成を支援するオンラインサービス「サイバーセキュリティトレーニング」を提供している。経営層から新入社員まで幅広く情報セキュリティの基礎知識を学ぶ「入門編」と、一般企業の情報システム部門やIT企業のセキュリティ技術者を対象とした「初級編」がある。

「サイバーセキュリティトレーニング」は、高度なセキュリティ技術を備えた同社のホワイトハットハッカーが教材の作成と講師を務める。「講義動画は約3時間分ありますが、10~15分単位で構成しているため、受講者は業務の合間に自分のペースで繰り返し学習できます」と上野氏はオンライン学習の利点を説明する。

 講義動画の中には、学習コンテンツの他に、サイバー攻撃の挙動を疑似体験して理解を深められるデモ(図2)や、日立グループのセキュリティ専門家によるサイバー攻撃の最新動向を対談形式で視聴できる動画も含まれている。さらに講義動画の視聴後、受講者はオンライン会議ツールを使ってライブ中継で疑問点を講師に質問できるメニューも用意されている。

リモート環境のパソコンを標的型攻撃やランサムウェアから守るには図2 「サイバーセキュリティトレーニング」の脅威の疑似体験例
講義動画の中で、サイバー攻撃を受けたときの動きやマルウェア感染が拡大するときの様子などを動画により疑似体験する。これにより、サイバーセキュリティの理解を深めることができる
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「テレワーク向け標的型攻撃対策ソリューション」や「サイバーセキュリティトレーニング」などのサービスは、日立ソリューションズ・クリエイトが培ってきたノウハウや豊富な導入実績を基に開発したもの。サイバー攻撃からテレワーク環境を守り、安全な業務を行う上で、大きな力になってくれるに違いない。

●問い合わせ先
株式会社 日立ソリューションズ・クリエイト
〒140-0002 東京都品川区東品川4-12-6 品川シーサイドキャナルタワー
TEL:03-5780-6111(代表)
≪ホームページ≫
https://www.hitachi-solutions-create.co.jp/
≪セキュリティ関連ソリューション・商品ページ≫
https://www.hitachi-solutions-create.co.jp/solution/category/security.html
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