新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、多くの企業が部品や商品の調達・仕入れが遅れたり、物流コストの上昇に直面したりするなど、サプライチェーンに大きな影響を受けた。予測不能な感染症や自然災害のリスクはいつでも起こり得る。危機対応力が高い事業構造を築くには、4つのステップでサプライチェーンを高度化する必要がある。

 ビジネスのグローバル化や取引の複雑化によって、サプライチェーンはさまざまなリスクにさらされるようになった。自社が拠点を持たない国や地域における自然災害や地政学的なリスクがサプライチェーンに多大な影響をもたらすことを、多くの企業が苦い経験と共に学んだはずだ。

 特にグローバル規模の調達購買業務においては、危機対応力が高いレジリエントなサプライチェーンの構築が急務となっている。そのカギを握るのは、サプライチェーンのデジタルトランスフォーメーション(DX)に他ならない。

 さらに近年では、地球環境や人権への配慮と具体的な取り組みを求めるエシカル(倫理的)なサプライチェーンの実現を取引条件として挙げる世界的大手企業が増えてきている。このような外部環境の変化に的確に対応するには、どのようにしてサプライチェーンを高度化していけばいいのだろうか。

 現代のサプライチェーンは以下のステップを経て、高度化すると考えられる。

1.サプライチェーンのデジタル化
    ーーマニュアル作業や紙ベースのプロセスの削減・撤廃など
2.サプライチェーンDX
    ーー社内・社外エコシステム全体の可視化、業務プロセス改革など
3.サプライチェーンレジリエンス/エシカルサプライチェーンの構築
    ーー分析に基づく例外リスク検知、次の一手を打つ俊敏性など
4.アダプティブ(適合型)サプライチェーン
    ーー必要に応じたサプライチェーン再構築、サプライチェーンネットワーク修正など

 この4つのステップでサプライチェーンの変革と最適化を図っていくには、具体的にどうすればいいのか。本資料ではその方策を紹介している。

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サプライチェーンDXと
その先を見据えたロードマップ
〜レジリエントでエシカルなグローバル調達実現に向けて〜

<主な内容>
・サプライチェーンが抱える課題とは
・サプライチェーンレジリエンスを高めるためのソリューション
・調達・購買業務を100%可視化・自動化
・事例から見るOpen Textソリューション導入の効果
など

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