デジタル化とグローバル化がもたらした新しい法的リスクへの対応力を高めることは、競争優位の確保に直結するため、企業にとって喫緊の課題となっている。グローバルで勝ち残るための法務部門の在り方とは?
不確実性が高まる世界において、企業は迅速な経営判断を通じて、新たな市場創出やイノベーションを実現していくことが不可欠となる。そのためには法的リスクを管理しつつリスクテイクでき、アジャイルにガバナンスを策定できる組織が必須だ。一方で、法務部門の業務範囲増大に対して、より効率的に事業戦略に貢献できる仕組みづくりも求められる。こうした発想から法務組織を構築していく「リーガルオペレーションズ」の考え方が欧米ではすでに広く浸透している。
本イベントでは、経営に法務をどう組み込めば事業機会を最大化できるのか、そのために必要なマインドセットとは何か、また経営は法務人材をどう活かすべきかを探っていく。
基調対談では、日立製作所にて執行役常務CLO兼ゼネラルカウンセルを務める児玉康平氏が、日本CFO協会シニア・エグゼクティブの日置圭介氏と、「日本企業がグローバルで戦うための法務部門の在り方とは」をテーマに対談。日本のCLO(Chief Legal Officer=最高法務責任者)の現在位置や課題を確認しつつ、新しいビジネスモデル構築における法務の重要性やリーガルオペレーションズの考え方について議論を深めていく。
特別講演では、弁護士(シティライツ法律事務所)であり、自発的にルールメイキングしていくための「リーガルデザイン」の考え方を提唱した著作『法のデザイン −創造性とイノベーションは法によって加速する』でも知られる水野祐氏が登壇。「企業価値を高めるために必要なリーガルデザイン・マインドとは」をテーマに講演を行った。法務を経営の道具として使いこなすことの重要性や、受動的な法務から能動的な法務へと変わるべき理由、価値創造とルールデザインの関係について説明した。
法務部門に課題感を抱えている全ての経営層、意思決定層、さらには法務の当事者にとっても必見の動画となっている。ぜひご覧いただきたい。
<主な内容>
・基調対談「日本企業がグローバルで戦うための法務部門の在り方とは」
・協賛講演「理想的なリーガルオペレーションズ構築に近づくテクノロジーの『見直し』3つのポイント」
・協賛講演「企業の成長に貢献するリーガルオペレーションズとは」
・協賛講演「契約書チェックのポイントとは? 〜契約書AIレビュー支援サービスの活用法〜」
・特別講演「企業価値を高めるために必要な“リーガルデザイン・マインド”とは」
※配信期間:2024年1月25日(木)〜2024年2月25日(日)
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