昨今、インターネットを利用する上でのサイバー攻撃などの脅威が高度化し、セキュリティがますます重要になってきている。しかし情報漏洩やウィルス感染などを防ぐために、セキュリティを強化するとそれが逆にスムーズなアクセス環境の邪魔になることも多い。そこで最近出てきたのが「SASE(サシー、サッシー)」というセキュリティモデルだ。今回は一般社員も知っておくべきSASEについて紹介する。
アメリカに本社を置くNetspoke の調査によると、2020年12月時点でマルウエア(悪意のあるソフト)のダウンロードのうち61%が、クラウドストレージや、コミュニケーションツールからの侵入が原因となっているとのこと。さまざまなやクラウドを利用するとセキュリティが脆弱になってしまうが、これらのネットワーク機能とセキュリティ機能とを組み合わせ、まとめて活用するのがSASEの考え方だ。SASEとはSecure Access Service Edgeの頭文字を取った単語でサシー、またはサッシーと読む。
今回、SASEについて知っておきたい基本情報と、このSASEを導入したことで飛躍的に生産性が上がったパーソルキャリアの導入事例の資料2点を提供。例えば「以前はシステム変更など申請と承認で2カ月かかっていたものがゼロになった」というパーソルキャリアの活用例は参考になるはずだ。今や社員一人一人がネットのリスクに向き合わなければならない。SASEの考え方を知っておくためにも経営層・人事総務・情報システム担当だけでなく多くの従業員にご一読いただきたい。
<主な内容>
資料A 「SASEアーキテクチャの設計」――SASE を実現するための 7つのステップ 他
資料B 導入事例「パーソルキャリア」――IT セキュリティが変化し働きやすい環境を実現