オリスを代表する本格ダイバーズウォッチ「アクイス」に待望の新モデルが誕生。一体どこが変わったのか、徹底して新旧比較!
小さな改良を重ねて確実に前作を超えていく
安定して人気の高い「定番モデル」とは、多くの時計ブランドにとって、実は厄介な存在でもある。開発陣とすれば、もう手を加えたくないというのが本音だが、何もしなければ時代の波に飲み込まれてしまう。結果、ポルシェ911のように姿は変えずに、徹底して実用的な改良を行う。こうした好循環が作り出せれば、定番モデルは、更なる定番モデルとして進化していくことができるのだ。
オリスの定番「アクイス」は、まさにその代表例だ。AQUIS=水という名が示すように、本格的なダイバーズウォッチとして2011年に誕生。プロフェッショナルな本格仕様にして手の届きやすい価格帯、あらゆるライフスタイルにマッチするスタイリッシュな外観で人気を博し、オリスにとって欠かすことができない人気定番モデルとなった。
そんな絶対的エースの第4世代が、ウォッチズ&ワンダーズ2024でついに発表された。写真から分かるように、一見では、新旧の違いは分からない。しかし「この価格帯ではありえないほど、時計の作り込みにこだわりました。あらゆるディテールを見つめ直し最適化することで、アクイスは日常使いできるジュエリーに進化したのです。」とオリスCEOのロルフ・スチューダーが語るように、目を凝らして見ていくと、そこにはかつてないほどの細かな改良が施されていた! では早速、その違いを検証してみよう。
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