Q3 羽田空港に外資系航空会社のラウンジが開設されたと聞きました。どんなラウンジですか?

A3 オリジナルヌードルや和朝食を提供。
   オークラが飲食サービスを担当

 2014年12月9日、羽田空港国際線ターミナルに日系航空会社以外では初となる「キャセイパシフィック・ラウンジ」がオープンした。

 総床面積は990平方メートルとキャセイパシフィック航空の香港以外の自社ラウンジとしては最大級。香港国際空港のキャセイラウンジのシンボル的存在であるザ・ヌードル・バーを備え、オリジナルの担担麺やワンタン麺などを提供。午前11時までは和朝食も味わえる。さらに、軽食が並ぶフード・バーや豊富なアルコールが楽しめるバーも。飲食サービスはホテルオークラのグループ会社が担当しており、フード&ドリンク、サービスともクオリティが高い。ビジネススペースには、2種類のOSを搭載したiMacとプリンタを備えたワークステーションを配備している。

Q4 最近、機内食のバリエーションが広がっていると耳にしました。最新情報が知りたいのですが……。

A4 人気飲食店とのコラボや投票によるメニュー決定
   アレルギー対応食も提供

 JALは話題の飲食店とのコラボ機内食を展開。ハワイ線エコノミークラス(成田・名古屋・関空発)で提供中の「俺の機内食 for Resort」は、人気店「俺のフレンチ」と「俺のイタリアン」のシェフによるコラボレーションメニュー。また、ベジタリアン対応の「和のおつまみ」を開発し、国際線全クラスと国内線ファーストクラスで提供している。

 ANAは、日本発の国際線エコノミークラスの機内食メニューの選定に当たり、Facebookなどを使った「機内食総選挙」を2013、14年と2年連続で実施。和食・洋食各6種類からそれぞれ1位になったメニューを昨年12月から提供している。

 昨年5月からスイス インターナショナル エアラインズは、ラクトースやグルテン不使用の代替食やドリンクを標準サービスとして全フライトで提供。この取り組みにより、同社は欧州のアレルギー研究機関ECARFが定める基準を満たす「アレルギー・フレンドリー」な世界初の航空会社となった。