(1)ベランダに立ち、防災公園を指すN・Kさん。以前は公園の向こう側の賃貸に住んでいたという。(2)築38年だが、構造はがっちりとして、天井も高い造り。 (3)LDK(左)と6畳の洋室(右)を抜いて17畳の広いLDKに。 (4)洋室部分はウォールドアで仕切れる形にした。 (5)キッチンはグレーがかったアイボリーのシックな色味を選択
拡大画像表示

 

旧耐震物件だが
総合的に判断し決断

 この物件は築38年の旧耐震物件だが、地盤の良さと、安定した形状の低層3階建て、目の前が防災公園という要素を総合的に判断し、購入を決断した。

 購入価格は2480万円。35年ローンを組み、月々の返済は6万5000円。管理費と修繕積立金を合せて1万2000円。3階建ての3階で、広さは57.79平方メートルの3LDKだ。

 それまで住んでいた賃貸マンションが家賃7万5000円の2DK(広さは40平方メートル弱)だったから、割安感が大きい。

「内覧したときの工事の予定では、公園に面した2室は壁で仕切られる予定でした。そこで『ここも抜いてください』とお願いして、17畳の広いLDKに。ただ、壁は少し残し、ウォールドア(移動間仕切り)で仕切れるようにしました」(Nさん)

 フローリングやキッチンのカラーも好きに選ばせてもらえ、追加料金はなしで済んだという。

「保育園や小学校、中学校も近いし、買い物環境も良く、おいしい飲食店もあるので、今後子どもが生まれても安心して楽しく子育てできると思います。マンション住人にはファミリーやお年寄りのご夫婦が多く、皆さん、部屋をおしゃれに改造して暮らしているようです。いいコミュニティがありそうで期待しています」(Nさん)

chuko

この記事が収録されている「週刊ダイヤモンド」別冊 2015年7月25日号『はじめての中古』の詳しい内容はこちらからご覧いただけます。

中古マンション、戸建ての購入ノウハウなどの最新情報をお届けしている特設サイト『はじめての中古 online』もあわせてご覧ください。

仲介会社やリノベーション会社の資料が無料でご請求いただけます。