株取引を始める場合には、証券会社に口座が必要です。世の中には多くの証券会社がありますが、おすすめは売買手数料が安く、様々な情報や機能が備わっているインターネットで取引ができるネット証券です。今回はネット証券の利点と口座開設の方法、そしてネット証券で買えるもの、できることについてみていきましょう。
【入門講座第2回の目次】
▼ネット証券は手数料が安い
▼ネット証券口座開設には約1週間かかる
▼口座開設後、ログインし入金してから取引できる
▼ネット証券では株以外に多くの金融商品が売買できる
▼ネット証券でわかること・できること
▼ネット証券の情報の具体的な利用例
▼気になる銘柄を「株価ボード」に登録する
株の取引をするなら、ネット証券がおすすめの理由
世の中には多数の証券会社が存在しています。その中でも多くの個人投資家が利用しているのがインターネットを利用したネット証券です。その多くは実在の店舗がなく、インターネットだけでサービスを提供しています(SBI証券などは実在の店舗を展開しています)。では、なぜ多くの人が利用しているのでしょうか? 一番の魅力は、なんといっても「手数料の安さ」です。
たとえば、100万円の株を取引した場合を考えてみます。
A証券は手数料が1万円以上、ネット証券のB証券ならば400円だとします。「買い」と「売り」で2回分の手数料が必要になりますので、A証券の場合は買って売ると2万円が必要ですが、B証券なら800円で済みます。その差は1万9200円。A証券とB証券の差が大きいことは一目瞭然でしょう。
株式投資は投資した株が値上がることが重要ですが、コストが低いことも大切な要素です。なぜなら、株の取引では何度も売買するからです。仮に今回のケースで1カ月に一回、売買を繰り返せば1年で約23万円も違ってきます。ちなみにネット証券の多くでは上記ほど手数料の差はありません。むしろ、取引する金額によって差が生じているので、取引に慣れてきたら上手に使い分けられるようにしたいものです(参考記事「【証券会社おすすめ比較】手数料(一約定ごと)で選ぶ!証券会社おすすめランキング」)。
| ◆証券会社手数料(一約定ごと)ランキング ※手数料は税抜 | ||||
| 順位 | 株式売買手数料(指値) | 口座開設 | ||
| 10万円 | 30万円 | 50万円 | ||
| 1位 | ◆ライブスター証券 【証券情報⇒ライブスター証券証券の紹介ページ】 | |||
| 80円 | 180円 | 180円 | ||
| 2位 | ◆GMOクリック証券 【証券情報⇒GMOクリック証券の紹介ページ】 | |||
| 98円 | 241円 | 241円 | ||
| 3位 | ◆マネックス証券 【証券情報⇒マネックス証券の紹介ページ】 | |||
| 100円 | 250円 | 450円 | ||
| 4位 | ◆安藤証券 【証券情報⇒安藤証券の紹介ページ】 | |||
| 100円 | 300円 | 300円 | ||
| 5位 | ◆SBI証券 【証券情報⇒SBI証券の紹介ページ】 | |||
| 139円 | 272円 | 272円 | ||
| 6位 | ◆岡三オンライン証券 【証券情報⇒岡三オンライン証券の紹介ページ】 | |||
| 99円 | 350円 | 350円 |
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|
| 7位 | ◆楽天証券 【証券情報⇒楽天証券の紹介ページ】 | |||
| 139円 | 341円 | 341円 | ||
| 8位 | ◆むさし証券 【証券情報⇒むさし証券の紹介ページ】 | |||
| 220円 | 220円 | 220円 | ||
| 9位 | ◆内藤証券 【証券情報⇒内藤証券の紹介ページ】 | |||
| 167円 | 381円 | 381円 | ||
| 10位 | ◆丸三証券 【証券情報⇒丸三証券の紹介ページ】 | |||
| 200円 | 300円 | 500円 | ||
| 11位 | ◆カブドットコム証券 【証券情報⇒カブドットコム証券の紹介ページ】 | |||
| 180円 | 360円 | 540円 | ||
| 12位 | ◆立花証券 【証券情報⇒立花証券の紹介ページ】 | |||
| 100円 | 500円 | 900円 | ||
| ※手数料は各社とも税抜 | ||||
もうひとつのネット証券の大きな魅力は、「インターネットを利用した情報の素早さ」です。従来型の証券会社では、証券会社の営業マンに電話をして、株価を聞いたり、注文したものです。ネット証券ならば、リアルタイムで上下する株価を自宅のパソコンで確認しながら、すばやい発注が可能です。情報の早さは投資をする際に有利になります。ネット証券の大きな魅力を2つご紹介しましたが、その他にもネット証券の魅力は色々ありますので、後述したいと思います。
ネット証券の口座開設は約1週間
ネット証券に口座を開設し取引をするには、次のような手続きが必要です。
1.申込み画面で個人情報を入力・申し込み
2.本人確認書類の送付
3.証券会社から口座開設の通知→口座開設が完了
4.ウェブ画面にアクセスしてIDとパスワードを入力しログイン
5.総合口座への入金
6.買い注文を出す→約定
個人情報など申込事項の入力は、多くのネット証券でホームページから可能です。
マネックス証券の口座開設申込みページ。1ページだけの入力でOKと簡素になっている。拡大画像表示
口座開設までの時間を短縮する方法として、証券会社によっては、申込書を自分で印刷して送付できたり、本人確認書類(運転免許証、健康保険証など)をデジカメなどで撮影したデータでメール送信できたりする場合もあります。
【図表1】口座開設の流れ(SBI証券「EXPRESS口座開設」のケース)。
申し込み方法は各社で若干異なりますが、取引が可能になるまで1週間程度というのが一般的でしょう(参考記事:「今すぐ株を買いたい人は必見!即日、最短で口座開設できるネット証券はここだ!」)。
| 取引開始 までの日数 |
本人確認 書類データ送信可 |
申込書 セルフ印刷 |
備考 | 公式サイト | |
| 1 | ◆SBI証券 | ||||
| 3営業日程度 | ○ | ○ | EXPRESS口座開設。 店舗なら当日開設可 |
||
| 2 | ◆岡三オンライン 証券 | ||||
| 1週間程度 | - | ○ | - | ||
| 3 | ◆カブドットコム証券 | ||||
| 翌日 | ○ | - | 電子口座開設。 特定口座は最短6営業日 |
||
| 4 | ◆GMOクリック証券 | ||||
| 4営業日 | ○ | - | かんたん口座開設 | ||
| 5 | ◆松井証券 | ||||
| 4日 | - | ○ | - | ||
| 6 | ◆マネックス証券 | ||||
| 9日~ 12営業日 |
- | - | - | ||
| 7 | ◆ライブスター証券 | ||||
| 4営業日 | ○ | - | 署名・捺印なし。 WEB上でかんたん口座開設 |
||
| 8 | ◆楽天証券 | ||||
| 3営業日 | ○ | - | クイック口座開設 | ||
口座開設をした後、サイトにログインするためのIDやパスワードは郵送で届きます。証券会社のトップページで、IDやパスワードを入力してサイトにログインします。
マネックス証券の場合、トップ画面の右側にログインページへのボタンがある。
実際に株取引を行う場合には、証券会社の指定の口座に入金手続きを行います。証券会社の提携銀行でインターネットバンキングを利用していれば、ほとんどの場合、手数料無料で即時入金が可能です。
どの証券会社のHPでもログイン後の画面に「入金・出金」というメニューがあるので、最初は「入金」のメニューから証券口座に入金をしましょう。
株を買うための資金を証券総合口座に入金したら、いよいよ株取引が可能となります。





