長年の経験値による
職員の対応力

 ラビドール御宿は、3万4360平方メートル(1万393坪)の敷地に204の一般居室、1日3食フルサービスで提供されるダイニングルームの他、大浴場、コンサート専用ホール、陶芸室などの各種カルチャースペース、専任のインストラクターが個別の運動指導を行うアスレチックジム・室内温水プール、テニスコートなどのスポーツ施設を設置。ラビドール御宿が開設以来大切にしているのは、入居者がこうした施設を活用することで交流が自然と活発になり、末長く健康で自分らしく過ごしてもらうことだ。

左/窓の外に庭園の緑を望むダイニングルーム 右/別荘地側から御宿海岸を一望する
室内温水プール(右写真)や大浴場(左上写真)、テニスコート(左下写真)などは、入居者同士の交流の場としても重要な共用施設だ

 そして、敷地内にはラビドール御宿と同一法人が運営する有床の「一般財団付属診療所」を配置。看護師24時間常勤、医師は、夜間・休日においてもオンコール対応を実施し、日常の診察から入居者の緊急時医療にも備えているという。

 入居者への対応について伊藤支配人は、「ご入居者は千差万別の考えをお持ちであり、その中にある“心の声”と“本質”を迅速に察知することが必要です」と言う。その仕組みづくりの一つとして、フロントやアスレチックジム、食堂などの各所へ職員を配置することで入居者の日常的な変化を察知し、各担当部署が連携した対応を行える体制を整えている。運営25年の経験と実績による対応力が、入居者の安心を支えているようだ。