ECC法人渉外事業部 

企業の語学研修ニーズに
応えたサービスを提供

ECC法人渉外事業部
法人事業課
福本收均営業統轄リーダー

 業界に先駆けて教育部門のISOを取得するなど、総合教育機関として事業を展開するECC。今、企業から熱い視線を浴びているのが法人渉外事業部である。

「業種業態を問わず、ビジネスパーソンの英語力が、職場の必要条件になってきました。業務の一環として就業時間内に、英会話レッスンを組み込む企業さまが増えています」と言うのは、ECCの法人事業を担当する福本收均営業統轄リーダーだ。

 企業のニーズに応え、多様な研修スタイルを展開している法人渉外事業部では、営業スタッフが、一社一社丁寧にカウンセリングを行い、ニーズに最適な研修プランを提案していく。

ネイティブ・トレーニングのワンシーン。講師の力量と質はレッスンの肝。講師をトレーニングするトレーナーが常に授業の進め方や教え方をチェックしている

 企業内に講師を常駐させる「講師常駐プラン」、企業内に自己負担型語学スクールを設ける「エクステンションプログラム」、企業が指定する場所に出向いてレッスンを行う「講師出張プラン」などさまざまなスタイルがある。これらは企業だけに限らず、自治体の職員研修や市の観光公社、大学のキャリアセンターの他、大学の正規の授業としても取り入れられている。「講師常駐プラン」では、パソコンやスマートフォンから簡単にレッスン予約が可能。スケジュールや出欠管理の代行予約も請け負う。

 他にも、管理職・役員向けのマンツーマンレッスン、本人・家族を対象とした海外赴任前研修、フィリピンを始め世界14ヵ国での社会人留学研修、TOEIC®テストなどの資格試験プログラムなど、コミュニケーション能力アップのためのサービスを提供している。

“高い講師能力”と
“細やかなフィードバック”が強み

高い質を担保した講師たちはさまざまな工夫をして受講生のヤル気を引き出す

「法人の研修では、会社からの業務命令で受講する人も多いので、前向きに取り組んでもらえるようにレッスン内容を工夫しなければいけません。個々のやる気を維持しつつ解決策を見いだしていく。そのためには講師の力量が問われます」と福本リーダーは言う。講師の指導力を定期的にチェックし、クオリティを担保するためのトレーニングが頻繁に行われているのだ。

 また、法人向けサービスには、“評価のフィードバック”もポイントとなる。受講生一人一人のレベル別到達度や評価、問題点を企業にフィードバックすることで、企業は研修成果を確認することができる。

 現在、法人渉外事業部では新規事業として、急増するインバウンド向けにタブレットPCやスマートフォンを利用した通訳サービス「スマイルコール」を開始した。“語学の総合商社”といわれる老舗英語教室の、本領発揮といったところだ。