日本の製造業が海外進出の必要性に迫られるなか、新市場開拓の難しさや強力なライバル企業にどう打ち勝っていくかなど、業界内には課題が山積している。

 カギを握るのは、顧客志向の製造業への転換だ。B2B企業にとっても、顧客企業の先にいるエンドユーザーとの関係性強化は重要度を増している。ここでは、すでにグローバル市場で顧客との新たな関係構築に成功している2社の事例を紹介する。

株式会社 豊田自動織機
海外営業部 販売企画室
企画グループ グループ長
八木慎一郎氏

豊田自動織機は、売上高2.1兆円を超える我が国を代表するモノづくり企業。国内ではトヨタL&Fのブランドで知られるフォークリフト事業は、13年連続世界シェアNo.1を達成している。しかし、課題はシェア21%程度と伸び悩む新興国の販売拡大をどうするかだった。国ごとに異なる言語や商習慣への対応、法律への対応、距離が遠いことによるサポート体制をどうするか、さらにITコストが相対的に高い点など数々の課題が浮き彫りになった。そこで、これらの課題を解決できるシステムの導入を検討した。

アンリツ株式会社
経営情報システム部
インフラソリューションチーム
課長 遠藤弘明氏

 一方、モバイルブロードバンドサービスの進化を支える計測器事業を中心に躍進を続けるアンリツも、縮小傾向の国内市場からグローバル市場への展開をさらに強化している。ただ、国内市場中心の時代に導入した国産のSFA(営業支援システム)が、機能不足と他部署との連携などに問題を抱えていた。機能強化と複数部門間のデータの連携、カスタマイズ性、世界市場でのシェアなどを考慮してシステムの検討に入った。

 この2社は、グローバル事業を成長させるツールとして、Salesforceを選んだ。なぜ、そして、どうやって成功を成し遂げたのか。その詳細レポートは、下記から無料ダウンロードで読むことができる。あらゆる製造業の関係者にとって、世界市場で勝ち残るための気付きを与える価値ある資料となるだろう。

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